岡谷市議会 > 1989-09-05 >
09月05日-01号

  • "都市計画税"(/)
ツイート シェア
  1. 岡谷市議会 1989-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    平成 1年  9月 定例会(第4回)     平成元年第4回岡谷市議会定例会会議録(第1号)                         平成元年9月5日(火曜日)●議事日程 ▲日程第 1 会議録署名議員の指名 ▲日程第 2 会期の決定 ▲日程第 3 市長あいさつ ▲日程第 4 報告第 11号 専決処分の承認を求めることについて(岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例) ▲日程第 5 報告第 12号 専決処分の承認を求めることについて(平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)) ▲日程第 6 議案第 69号 昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について ▲日程第 7 議案第 70号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について ▲日程第 8 議案第 71号 昭和63年度岡谷市水道事業会計の決算認定について ▲日程第 9 議案第 72号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ▲日程第10 議案第 73号 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第 74号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第 75号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第 76号 岡谷市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第 77号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第 78号 「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第 79号 岡谷市市税条例等の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第 80号 岡谷市都市計画税条例の一部を改正する条例 ▲日程第18 議案第 81号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第 82号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第 83号 岡谷市文化財保護条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第 84号 岡谷勤労者体育センター条例の一部を改正する条例 ▲日程第22 議案第 85号 岡谷市営射撃場使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第23 議案第 86号 岡谷市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第24 議案第 87号 岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 ▲日程第25 議案第 88号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 ▲日程第26 議案第 89号 岡谷市交通災害共済条例の一部を改正する条例 ▲日程第27 議案第 90号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ▲日程第28 議案第 91号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第29 議案第 92号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第30 議案第 93号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第31 議案第 94号 岡谷市病院料金条例の一部を改正する条例 ▲日程第32 議案第 95号 岡谷市商工業振興条例の一部を改正する条例 ▲日程第33 議案第 96号 岡谷市道路等占用料徴収条例の一部を改正する条例 ▲日程第34 議案第 97号 岡谷市営住宅管理条例の一部を改正する条例 ▲日程第35 議案第 98号 岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例 ▲日程第36 議案第 99号 岡谷都市計画事業今井西土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 ▲日程第37 議案第100号 岡谷市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第38 議案第101号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第39 議案第102号 財産の取得について ▲日程第40 議案第103号 調停案の受諾について ▲日程第41 議案第104号 市道路線の変更について ▲日程第42 議案第105号 市道路線の廃止について ▲日程第43 議案第106号 市道路線の認定について ▲日程第44 議案第107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ▲日程第45 議案第108号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ▲日程第46 議案第109号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第47 議案第110号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ▲日程第48 議案第111号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第49 議案第112号 平成元年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ▲日程第50 請願第  4号 食品安全条例(仮称)の制定を求める請願 ▲日程第51 請願第  5号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願         -----------------●本日の会議に付した案件 ▲日程第 1 会議録署名議員の指名 ▲日程第 2 会期の決定 ▲日程第 3 市長あいさつ ▲日程第 4 報告第 11号 専決処分の承認を求めることについて(岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例) ▲日程第 5 報告第 12号 専決処分の承認を求めることについて(平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)) ▲日程第 6 議案第 69号 昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について ▲日程第 7 議案第 70号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について ▲日程第 8 議案第 71号 昭和63年度岡谷市水道事業会計の決算認定について ▲日程第 9 議案第 72号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ▲日程第10 議案第 73号 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第 74号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第 75号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第 76号 岡谷市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第 77号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第 78号 「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第 79号 岡谷市市税条例等の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第 80号 岡谷市都市計画税条例の一部を改正する条例 ▲日程第18 議案第 81号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第 82号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第 83号 岡谷市文化財保護条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第 84号 岡谷勤労者体育センター条例の一部を改正する条例 ▲日程第22 議案第 85号 岡谷市営射撃場使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第23 議案第 86号 岡谷市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第24 議案第 87号 岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 ▲日程第25 議案第 88号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 ▲日程第26 議案第 89号 岡谷市交通災害共済条例の一部を改正する条例 ▲日程第27 議案第 90号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ▲日程第28 議案第 91号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第29 議案第 92号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第30 議案第 93号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第31 議案第 94号 岡谷市病院料金条例の一部を改正する条例 ▲日程第32 議案第 95号 岡谷市商工業振興条例の一部を改正する条例 ▲日程第33 議案第 96号 岡谷市道路等占用料徴収条例の一部を改正する条例 ▲日程第34 議案第 97号 岡谷市営住宅管理条例の一部を改正する条例 ▲日程第35 議案第 98号 岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例 ▲日程第36 議案第 99号 岡谷都市計画事業今井西土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 ▲日程第37 議案第100号 岡谷市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第38 議案第101号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第39 議案第102号 財産の取得について ▲日程第40 議案第103号 調停案の受諾について ▲日程第41 議案第104号 市道路線の変更について ▲日程第42 議案第105号 市道路線の廃止について ▲日程第43 議案第106号 市道路線の認定について ▲日程第44 議案第107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ▲日程第45 議案第108号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ▲日程第46 議案第109号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第47 議案第110号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ▲日程第48 議案第111号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第49 議案第112号 平成元年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ▲日程第50 請願第  4号 食品安全条例(仮称)の制定を求める請願 ▲日程第51 請願第  5号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願         -----------------●出席議員(27名)          1番   片倉久三君          3番   今井密子君          4番   大沢章則君          5番   今井友吉君          6番   柴  守君          7番   清水隨豊君          8番   田中親雄君          9番   三井正二君         10番   林 光一君         11番   田中正人君         12番   手塚邦明君         13番   花岡三郎君         14番   浜 常治君         15番   原  宏君         16番   増沢千明君         17番   林  稔君         18番   山田拓男君         19番   林 公敏君         20番   宮崎福二君         21番   宮坂清海君         22番   宮沢健治君         23番   山崎芳朗君         24番   山田一久君         25番   山田五郎君         26番   片倉万吉君         27番   小沢竜美君         28番   羽吹義雄君         -----------------●欠席議員(なし)         -----------------●会議規則による議長指名の会議録署名議員          7番   清水隨豊君         19番   林 公敏君         -----------------●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者         市長        林 泰章君         助役        小口利行君         収入役       林 正茂君         教育長       八幡栄一君         企画部長      小松幸雄君         総務部長      武井康純君         民生部長      手塚文武君         福祉部長         兼福祉事務所長   武井政次郎君         経済部長      鮎沢茂登君         建設部長      新居 靖君         都市開発部長    横内啓吉君         水道部長      斉藤文夫君         消防長       林 忠男君         監査委員      小口公男君         教育次長      清水 忠君         岡谷病院長     草間昌三君         岡谷病院事務長   中原寛毅君         塩嶺病院長     奈良田光男君         塩嶺病院事務長   長沼金作君         監査委員         事務局長      中村高康君         企画課長      笠原直行君         秘書課長      小林 進君         財政課長      藤森武男君         庶務課長      折井弘育君         -----------------●議会事務局職員出席者         局長        青島一郎         次長        増沢政幸         庶務主幹      百瀬勝人         議事主幹      鮎沢史明         主任        小口明彦          午前9時30分 開会 ○議長(片倉久三君) おはようございます。 これより平成元年第4回岡谷市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。         ----------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(片倉久三君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において7番 清水隨豊君、19番 林公敏君を指名いたします。         ----------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(片倉久三君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から9月13日までの9日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は9日間と決定いたしました。         ----------------- △日程第3 市長あいさつ ○議長(片倉久三君) 日程第3 市長よりごあいさつをお願いいたします。 市長。         〔市長 林泰章君 登壇〕 ◎市長(林泰章君) おはようございます。 平成元年第4回岡谷市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 議員各位におかれましては、大変お忙しい中御出席を賜り、厚くお礼を申し上げる次第であります。 今定例会に市側から提出いたしました案件は、報告案件2件、昭和63年度岡谷市企業会計決算議案3件及び人事議案1件、条例議案29件、一般議案5件、補正予算6件の計46件でございます。 なお、条例議案中、今回、条例全般にわたり内容について見直しをいたしました結果、整備を必要とするものがございましたので、あわせて御提出いたしたものであります。 よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。         ----------------- △日程第4 報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例) ○議長(片倉久三君) 日程第4 報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 報告第11号 専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。 これは岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例でございますが、平成元年7月5日付で専決第9号として専決処分をさせていただいたものでございます。 改正の理由につきましては、裏面にございますが、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律(平成元年法律第28号)が公布施行されたことに伴いまして改正いたしたものでございます。 おめくりいただきまして、改正の点は、条例別表第2の非常勤特別職職員報酬表の中で、投票管理者、開票管理者、選挙長を、1回 7,000円でありましたものを 7,500円に、改定率7.14%でございます。投票立会人、開票立会人、選挙立会人を1回 5,700円から 6,100円に、改定率7.02%でございますが、改正いたしたものでございます。 附則につきましては、この条例は、公布の日から施行することといたしたものでございます。 この専決処分につきましては、6月定例会の際の総務委員会にあらかじめ御報告し、御了承をいただいてございます。 以上でありますが、御承認をいただきますようお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。ただいま説明のありました本件については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより報告第11号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、報告第11号は承認されました。         ----------------- △日程第5 報告第12号 専決処分の承認を求めることについて(平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)) ○議長(片倉久三君) 日程第5 報告第12号 専決処分の承認を求めることについて(平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(武井康純君) 報告第12号 専決第10号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 この補正は、農地法等に定められました標準小作料の改定に要する経費を追加したものでございます。従来、この改定作業は年度内に行いまして、新年度から適用いたしておりましたが、継続しての米価引き下げと、農業事情が大きく変化しているとして、国の方針により年度内に適用させるべく改定作業が早められましたため専決処分をさせていただいたものでございます。 おめくりいただきまして5ページの歳出でございます。 3歳出、第6款農林水産業費第1項1目農業委員会費に標準小作料の改定に要する経費10万円を補正したものでございまして、小作料協議会委員報酬ほか事務費でございます。 前の4ページに歳入がお示ししてございます。10万円の財源は全額、県補助金でございます。 お戻りいただきまして1ページでございますが、平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)、第1条でございますが、歳入歳出それぞれ10万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 144億 2,552万円とするものでございます。 以上でございますが、よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。ただいま説明のありました本件については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 1点だけ。委員の定数が出ればわかるかと思いますが、基準報酬額をお聞きしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 経済部長。 ◎経済部長(鮎沢茂登君) 委員の数でございますけれども、小作料協議会委員は13名でございます。それから、委員の報酬でございますけれども、1人 6,400円でございまして、13名のうち1名につきましては経済部長がなっておりますので、その分は除いてございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより報告第12号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、報告第12号は承認されました。         ----------------- △日程第6 議案第69号 昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について △日程第7 議案第70号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について △日程第8 議案第71号 昭和63年度岡谷市水道事業会計の決算認定について ○議長(片倉久三君) 日程第6 議案第69号から日程第8 議案第71号までの決算関係議案3件を一括議題といたします。 この際、審議の方法についてお諮りいたします。 この3議案は、決算特別委員会を設置して付託し、閉会中の継続審査といたしたいと思います。そこで、審議の都合上、最初に決算特別委員会を設置し、委員の選任を行った後、一たん休憩して委員会を開催し、正副委員長の互選を願い、再開後、説明、監査報告、質疑を行うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように進行いたします。 お諮りいたします。この際、決算議案審査のため、8人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、8人をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。 ただいま設置されました決算特別委員会の選任についてお諮りいたします。委員の選任は議長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、委員の選任は議長に一任と決しました。 議長から指名いたします。 決算特別委員会委員に、三井正二君、林光一君、田中正人君、浜常治君、原宏君、宮沢健治君、山田五郎君、片倉万吉君、以上8人の諸君を指名いたします。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 この際、正副委員長の互選を願うため、暫時休憩いたします。         午前9時42分 休憩         -----------------         (決算特別委員会)         -----------------         午前10時06分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中決算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行いました結果、委員長に浜常治君、副委員長に三井正二君が決定いたしましたので、御報告をいたします。 この際、正副委員長にごあいさつをお願いします。 正副委員長は御一緒に登壇をお願いいたします。         〔14番 浜常治君 登壇〕         〔9番 三井正二君 登壇〕 ◆14番(浜常治君) 14番 浜常治でございます。 昭和63年度の企業会計決算特別委員長に互選をされました。今、両病院とも新築がなり、今後の病院経営というのも非常に重要な段階に至っておりますし、水道もまたしかりでございます。この昭和63年度の決算を通じて、今後の問題点等も十分に審査をさせていただきまして、委員全員で努力をしたいと、このように思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手) ◆9番(三井正二君) 副委員長に選出をされました9番の三井正二でございます。 大変未熟でございますけれども、委員長の補佐を誠心誠意務めまして、決算特別委員会を充実させて、充実した内容で報告ができますよう努力をすることを皆さん方に申し上げましてごあいさつにかえます。 よろしくどうぞお願いいたします。(拍手) ○議長(片倉久三君) これより提出者の説明を受けることにいたします。 まず、議案第69号 昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について説明を求めます。 岡谷病院事務長。         〔岡谷病院事務長 中原寛毅君 登壇〕 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 議案第69号 昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定につきまして御説明を申し上げます。 決算書の15ページをお開きいただきたいと思います。 まず、概況でありますが、総括事項といたしまして、第1次、第2次の病院整備事業実施により、市民総合病院としての機能充実を図ったことに伴い、外来患者が漸増してきており、1日平均では 583人となっており、また、入院患者も病床利用率では91.7%となっております。これら市民総合病院としての市民ニーズにこたえるための機器の整備といたしましても、X線明室化システム装置、自動分析装置ほか36種類を 7,728万 8,000円に購入をいたしまして、機器の整備の充実も図りました。 また、病院前のバス停の新築工事を 490万円で行い、利用者の便を図りました。 一方、病院の経営好転に期待をかけました本年度の診療報酬の改定は、総医療費で 3.4%の引き上げ、同時に薬価で総医療費の 2.9%の引き下げが実施され、現実 0.5%の引き上げとなり、当院においては入院医療、検査料等厳しい内容で実質引き下げ改定となり、病院経営に大きな影響を受けました。 経理につきましては、医業収益と医業費用の対比においては 8,469万 4,968円の損失が生じ、医業外収益と医業外費用の対比では、 3,278万 4,136円の黒字となりましたが、経常収支では 5,191万 832円の損失となり、さらに特別損失 158万 8,392円を加えますと、本年度の純損失額は 5,349万 9,224円となりました。 次に患者等の状況でありますが、入院につきましては、1日平均患者数は 275人で、前年比5人増で、一般病床利用率は91.7%であります。また、外来でありますが、1日平均患者数は 583人で、前年比32人の増となっております。公衆衛生活動等では、集団検診1万 914人、個人健康診断 260人、人間ドック 400人を実施いたしました。 なお、平成元年1月に発覚いたしました放射線医薬品につきましては、議会を初め市民の皆さん方には大変御迷惑をおかけしたことに対しまして深くおわびを申し上げます。今後は、このようなことのないよう院内でのチェック体制の確立等に万全を期して対応してまいっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に経営状況でございますが、これは別途配付されております昭和63年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算実施計画実績表をごらんいただきたいと思います。これに基づきまして御説明を申し上げます。 1ページの収益的収入及び支出で、まず収益的収入でございますが、1款病院事業収益では、最終予算額32億 4,806万 6,000円、決算額31億 767万 7,430円で、前年に比べますと 101.6%に当たるわけであります。予算との対比では、1億 4,038万 8,570円の収入不足となっております。 内容で主な点に触れてまいりますが、1項医業収益のうち1目入院収益は、決算額17億 9,718万 5,952円で、前年に比べ 0.5%の減で、予算対比では1億 9,746万 6,048円の収入不足で、総収入に対しましての比率は57.8%を占めております。 次に2目の外来収益は、決算額9億 7,263万 1,201円で、前年に比べて 2.5%の増で、予算対比では 3,135万 1,201円の増で、総収入に対する比率は31.3%になっております。 3目その他医業収益でありますが、決算額 6,782万 5,200円で、前年度比 1.8%の増で、予算対比では 1,370万 2,200円の増で、総収入に対する比率は 2.2%になっております。 次に2ページにまいりまして、2項医業外収益では、決算額2億 4,791万 3,012円で、前年度比14.4%の増で、予算比では 1,000万 4,012円の増で、総収入比率で8%となります。 内容の主なものを申し上げます。1目受取利息配当金は、予算対比 180万 5,217円の増であります。 4目1節一般会計負担金は、1億 6,000万円で、前年度より 500万円の増であります。2節一般会計退職手当負担金は、職員の退職に伴い一般会計からの退職手当の負担金であります。 5目2節その他医業外収益は、予算対比では 825万 7,448円の収入増でございます。 3項看護専門学校収益で、予算額 2,212万 2,065円、前年度比13.6%の増。予算比では 203万65円の増であります。 4項特別利益はございませんでした。 次に収益的支出にまいりまして、1款病院事業費用、最終予算額32億 7,806万 6,000円、決算額31億 6,117万 6,654円で、前年比 100.3%、不用額は1億 1,688万 9,346円となっております。 1項医業費用、決算額29億 2,233万 7,321円、前年度比 100.6%で、不用額1億 1,136万 8,679円、総支出に対します比率は92.5%であります。 1目給与費、決算額14億 7,253万 6,406円で、前年度比 100.9%で、不用額 3,087万 1,594円、総支出に対する比率は46.6%であります。 この中で流用をいたしておりますが、主なものは給与改定差額分といたしまして、医師手当より医療技術員手当、事務員手当等に 708万 1,000円を、看護婦手当等より賃金へ 798万円を流用いたしております。また、退職給与金のうち 2,220万円を退職引当金といたしまして引き当ててございます。 5ページの2目材料費では、決算額10億 374万 3,466円、前年度比99.9%、不用額 5,508万 8,534円で、総支出に対する比率は31.8%であります。1節薬品費、決算額8億 4,895万 5,115円、前年度比 100.5%、不用額 5,114万 4,885円で、これは薬価基準の引き下げに伴います価格の減等であります。 2節診療材料費 8,498万 7,268円、前年度比95.5%。3節給食材料費 6,300万 1,958円、前年度比 102.6%は、前年度並みの執行でございます。 3目経費でありますが、決算額2億 4,695万 2,862円、前年度比 102.9%、不用額は 2,193万 1,138円で、この中で主なものを申し上げてまいります。6ページ、7節光熱水費、決算額 4,174万 1,602円、前年度比91.2%の執行でありますが、単価等の減によりまして不用額 562万 8,398円で、8節燃料費、決算額 1,779万 4,653円、前年度比82.1%の執行であり、これも重油等の単価減等による不用額 503万 6,347円であります。11節修繕費、決算額 3,190万 611円の主な内容は、診療棟の屋根の補修、南病棟エレベーターの改良工事等があります。15節委託料、決算額 8,866万 2,047円でありますが、主な内容は、院内の清掃業務、臨床検査委託、基準寝具委託等の委託があります。 次に4目減価償却費は、決算額1億 8,958万 6,804円で、前年度並みの執行でございます。 次に7ページ、2項医業外費用でありますが、決算額1億 9,806万 8,276円は、前年度比94.6%で、一般会計からの退職者負担金に充てるため補正をしております。 次に8ページ、3項看護専門学校費用は、決算額 3,918万 2,665円でありますが、給与改定分として医業費用から27万 8,000円が流用されております。 次に10ページ、4項特別損失は、決算額 158万 8,392円でありますが、予備費から42万 3,000円を充当しております。 5項予備費は特別損失へ充当しているものであります。 次に11ページにまいりまして資本的収入及び支出でありますが、資本的収入、最終予算額 2,367万 5,000円、決算額 1,728万 5,828円で、看護婦養成負担金と国庫支出金が主なものであります。国庫支出金の 700万円の減は、労働省からの補助が対象から外れたことにより減額となったものであります。 次に12ページ、資本的支出でございますが、資本的支出、最終予算額1億 4,859万 7,000円、決算額1億 4,253万 673円であります。 1項1目建物費で決算額 490万円は、岡谷病院前のバス停新築工事でございます。 2目の器械備品費、決算額 7,728万 8,000円につきましては、決算書の18ページから19ページに記載をしてありますので、ごらんをいただきたいと思います。 2項企業債償還金、決算額 4,355万 4,018円につきましても、決算書の38ページから39ページに内容を記載してありますので、ごらんをいただきたいと思います。 3項長期貸付金は、決算額 1,678万 8,655円でありますが、これは、55名分の看護婦養成の貸付金でございます。 以上で収入、支出の実績の説明を終わらせていただきまして、続きまして決算書の方をもう一度おめくりいただきたいと思います。 決算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 ただいま申し上げました内容を所定の書式に調製したものでございまして、1ページ、2ページは収益的収支について、3ページ、4ページは資本的収支であります。なお、資本的収支の表の枠外に書いてありますのは補てんの関係でございまして、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億 2,524万 4,845円は、過年度分損益勘定留保資金 7,896万 5,136円及び当年度分損益勘定留保資金 4,627万 9,709円で補てんするものでございます。 続いて5ページの損益計算書でございますが、ここでは医業損失が、本文で申し上げました 8,469万 4,968円の記載がございます。6ページでは経常損失 5,191万 832円と、当年度純損失 5,349万 9,224円が当年度未処分利益剰余金は、3億 2,803万 8,167円となるものであります。 7ページから9ページは剰余金の計算書でございます。 10ページの昭和63年度の剰余金処分計算書(案)がございますが、当年度未処分利益剰余金3億 2,803万 8,167円を翌年度に繰り越しをいたすものでございます。 次に11ページからの貸借対照表でございますが、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御認定をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に議案第70号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について説明を求めます。 塩嶺病院事務長。         〔塩嶺病院事務長 長沼金作君 登壇〕 ◎塩嶺病院事務長(長沼金作君) 議案第70号 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について御説明申し上げます。 決算書の16ページをお開きいただきたいと思います。 昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業報告書の概況、総括事項でございます。 まず、本年度の施設整備でございますが、昭和62年度からの継続事業で進めてまいりました国費による診療棟新築工事でございますが、12月に竣工いたしました。心疾患基幹病院としての体制を整えまして、併設された健康管理センターを含めて業務を開始をいたしました。また、これに引き続きましての院費による診療管理棟の改修工事でございますが、3月に完成をいたしております。 次に医療機器につきましてでございますが、院費で全身用X線CTスキャナ一式等を購入いたしました。また、国費ではカセッテレスX線テレビ装置一式等の配備を受けております。 次に診療面でございますが、内科医師3名を増員しまして、スタッフの充実を図りました。また、健康管理センターの業務開始によりまして、より充実した成人病予防検診、人間ドック等の公衆衛生活動、医療相談が行えるようになりました。 経理面でございますが、病院事業収益が15億 1,037万 299円、病院事業費用が15億 6,117万 4,894円で、収益的収支では 5,080万 4,595円の純損失となりました。 次に患者等の状況でございますが、入院につきましては、患者数、年間5万 8,444人、1日平均 160人で、当初の予定量に比べますと年間で 1,781人、1日平均5人の減でございます。前年度に比べますと年間では 3,696人、1日平均で11人の増であります。次に外来でございますが、患者数、年間3万 8,940人、1日平均 132人で、予定量に比べまして年間 295人、一日平均1人の増となりました。前年度と比べますと年間で 5,232人、1日平均では19人の増でございます。 次に公衆衛生活動と医療相談でございますが、公衆衛生活動につきましては、検診車による検診 4,182人、地元近隣を対象にしました院内検診 663人、計 4,845人を実施をいたしております。2次検査は 381人、その他定期検診 1,940人となっております。 医療相談につきましては、1泊2日の人間ドック 248人、日帰りドック15人等 265人を実施をいたしました。 次に経理の状況でございますが、18ページの(ウ)をごらんいただきたいと思います。ただいま申し上げましたように、収益的収支で 5,080万 4,595円の純損失の計上となったわけでございますが、昭和63年4月1日からの診療報酬改定が、当病院にとりまして実質マイナス改定となりまして、診療単価が伸びなかったこと。それに診療棟の新築工事、管理棟の改修工事等がございまして、その影響もございまして、入院患者数が予定量に達しなかったこと等が主な原因でございます。 それでは、別途配付してございます昭和63年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算実施計画実績表で経理状況を御説明申し上げます。 1ページをお開きをいただきたいと思います。 収益的収入及び支出の収入でございますが、主なものについて御説明申し上げます。 第1款病院事業収益、最終予算額15億 5,315万 3,000円、決算額15億 1,037万 299円、前年度比が 111.6%でございます。予算額に比べ 4,278万 2,701円の減でございます。 1項医業収益ですが、最終予算額13億 7,583万円、決算額13億 3,173万 6,243円、前年度比 110.5%、予算額に比べ 4,409万 3,757円の減、総収入に占める割合は88.2%でございます。 次、1目の入院収益でございますが、決算額8億 7,124万 183円、前年度比 109.5%、予算額に比べ 4,899万 7,817円の減であります。総収入比57.7%。2目の外来収益でございますが、決算額3億 6,401万 140円、前年度比 112.4%、予算額に比べ 654万 4,140円の増でございます。総収入比は24.1%。3目のその他医業収益、決算額 9,648万 5,920円、前年度比 112.2%、予算額に比べ 164万80円の減でございます。総収入比は 6.4%になります。 2項の医業外収益でございますが、最終予算額1億 7,731万 3,000円、決算額1億 7,813万 7,568円、前年度比 120.1%。予算額に比べ82万 4,568円の増でございます。総収入比は11.8%。 2ページの方にまいりまして、1目が預金利息でございます。 295万 4,639円。2目が県補助金 255万 6,000円。3目に病院群輪番制病院運営費補助金がございますが、 252万 7,448円でございます。 4目の他会計負担金、一般会計負担金でございますが、1億 6,000万円でございます。 次に3ページの方にまいりまして、支出でございます。 第1款病院事業費用、最終予算額15億 6,583万 8,000円、決算額15億 6,117万 4,894円、前年度比 107.4%でございます。不用額 466万 3,106円。 1項の医業費用でございますが、最終予算額14億 9,131万 3,000円、決算額14億 8,746万 968円、前年度比 107.3%、不用額が 385万 2,032円、総支出に占める割合95.3%でございます。 1目の給与費でございますが、決算額8億 2,531万 382円、前年度比 105.4%でございます。不用額 187万 2,618円、総支出比52.9%になります。 ここで医師給、看護婦給から事務員給等への流用がございますが、医師の採用が年度中途になったこと。また、入院患者が予定数に達しなかったため等により看護婦の補充がなされなかった分を人勧による給与改定に流用したものでございます。 それから4ページの方にまいりまして、2目の材料費でございます。決算額4億 5,507万 8,822円、前年度比 101%、不用額が29万 6,178円、総支出比29.2%でございます。 1節薬品費3億 4,208万 8,256円、前年度比 109.6%。診療材料費、給食材料費等から流用がございますが、予定外に伸びたためでございます。 2節の診療材料費 6,688万 4,693円、前年度比 106.6%でございます。3節の給食材料費 3,529万 2,078円、前年度比 107.1%でございます。次に3目の経費でございますが、決算額1億 4,261万 9,409円、前年度比 113.9%。不用額55万 7,591円、総支出比 9.1%でございます。 この中で主なものを申し上げてまいります。 6節の光熱水費でございますが、 2,332万 4,311円、前年度比 101.6%でございます。ほぼ前年度並みの執行でございます。7節の燃料費 1,330万 7,001円、前年度比 102%、これもほぼ前年度並みの執行であります。10節の修繕費 1,262万 4,751円、前年度比 130.5%でございます。主なものを申し上げますが、検診車のレントゲン、X線管球の取りかえ、エレベーターの修理、B棟のガス配管修理工事、配ぜん室改修工事等でございます。12節の賃借料 1,112万 5,230円、前年度比 131.1%、これは電算機のリース代、医師住宅賃借料等でございます。14節委託料 4,092万 9,813円、前年度比 108.2%でございます。 それでは6ページの方にまいります。4目の減価償却費でございます。決算額 5,794万 4,453円、前年度比94.2%、総支出比 3.7%でございます。 7ページの方にまいりまして、2項の医業外費用でございます。最終予算額 6,575万 4,000円、決算額 6,534万 3,599円、前年度比96.4%、総支出比 4.2%でございます。 それから9ページの方にまいりまして、資本的収支の収入でございます。 第1款資本的収入、最終予算額1億 2,261万 2,000円、決算額1億 2,260万円、これは企業債でございます。 10ページの方にまいりまして、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、最終予算額3億 5,375万 3,000円、決算額3億 5,161万 8,762円、不用額 213万 4,238円でございます。 1項の建設改良費ですが、決算額2億 909万 4,060円で、不用額31万 6,940円でございます。1目の建物費でございますが、決算額 6,700万円、診療管理棟の改修工事とバス待合室の改修工事でございます。詳細につきましては、決算書の20ページにございます。 2目の器械備品費でございますが、決算額1億 4,209万 4,060円、全身用X線CTスキャナほか医療器械備品費でございます。内容は決算書の21ページにございますので、ごらんをいただきたいと思います。 2項の企業債償還金でございますが、決算額 4,730万 2,408円、これも決算書の29ページに内容がございます。 看護婦養成貸付金50万円、看護婦養成負担金 1,808万 4,675円、下水道事業費負担金 253万 610円、繰延退職給与金 7,410万 7,009円でございます。 以上で実績表の説明を終わらせていただきます。 それで、また決算書の方にお戻りをいただきたいわけでございます。 決算書の1ページをお開きをいただきたいと思います。 ただいま申し上げました内容を所定の書式で調製したものでございます。1ページから2ページにかけまして収益的収支がございます。3ページ、4ページは資本的収支でございます。 4ページの欄外に財源補てん関係について記載がございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億 2,901万 8,762円は、減債積立金 2,910万円、過年度分損益勘定留保資金1億 511万 2,620円、当年度分損益勘定留保資金 9,480万 6,142円で補てんをいたしてあります。 次に5ページから7ページ、損益計算書でございます。7ページをごらんをいただきたいと思います。当年度の純損失 5,080万 4,595円につきましては、前年度繰越利益剰余金で補てんをいたしました。当年度の未処分利益剰余金は 1,549万 3,827円でございます。 8ページから10ページは剰余金計算書でございます。 11ページに剰余金処分計算書がございますが、翌年度繰越利益剰余金は 1,549万 3,827円でございます。 12ページ以降に貸借対照表等がございますが、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御認定をいただきますようお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 次に議案第71号 昭和63年度岡谷市水道事業会計の決算認定について説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 斉藤文夫君 登壇〕 ◎水道部長(斉藤文夫君) 議案第71号 昭和63年度岡谷市水道事業会計の決算認定について御説明を申し上げます。 最初に決算書の16ページをごらんいただきたいと思います。 昭和63年度の概況でございますが、年度末における給水件数は2万 819件、給水人口は6万 362人で、前年比、件数で84件の増、人口で 313人の減となっております。これに対する年間の総取水量、総給水量ともそこに記してございますように、それぞれ減っているわけでございます。 その理由として次のような4点が考えられるわけでございます。 第1点といたしまして、下水道の接続普及による水需要の増は当然あるものの、反面、日常生活におけるところの水洗便器、洗濯機などの節水型の機種の進出、また、赤ちゃんなどのおむつ等の使い捨て用品の普及、それから食料品関係では、インスタント食品、外食産業の関係、また、スーパーなどにおけるところの半加工品の進出などが見られるわけでございます。また一方におきまして節水指向の浸透が著しく見られるということでございます。 それから、2番目といたしまして、大口の使用者の企業等におきまして、水のリサイクル使用など技術進歩による効果的水利用が進められていること。3番目といたしましては、給水人口の減もあります。4番目といたしまして、自然現象とはいいますものの、2年続きの暖冬、しかも昨年の夏は冷夏現象が見られたわけでございます。 以上が水需要に影響しているというふうに思料されるわけでございます。 なお、有収率につきましては、前年比0.34%向上いたしまして 73.39%となっております。 次に水道施設に対するところの建設工事の主なものを申し上げてまいりたいと思います。 1つといたしまして樋沢水源の築造工事を行い、川岸三沢方面高台への給水能力アップを図るとともに、今井のインター周辺への給水に向けての準備を進めました。 2つといたしまして、小井川水源ほか4水源の遠隔監視整備工事を行いまして、昭和63年度で市内全水源、これは17カ所でございますが、集中管理システムの整備を完了したところでございます。 3番目といたしまして、管網整備では、長地の出早神社付近の未給水地域及び今井の区民センターの周辺、あるいは山下町の清水ニット周辺の水圧不良対策の解消も図ったところでございます。 また、石綿管等の改良工事といたしまして、川岸の駒沢地区など15件、約 3,300m の布設がえをいたしました。 4番目といたしまして、公共関連事業では、下水道管渠の布設工事にあわせまして、水道管の口径の見直し、老朽管の布設がえ等管網の整備を行うとともに、水圧の均てん化と不良箇所の改善に努めてまいりました。 また、前年度に引き続きまして漏水の計画調査及び随時調査を実施するとともに、一部を業者委託し、調査のサイクルを早めまして、漏水の早期発見と修繕を積極的に進め、有収率の向上に努めてまいりました。 以上が昭和63年度の水道事業の概要を申し上げたわけでございますが、今後も安定給水のため、水需要の実態を把握しながら、水源及び水道施設の有効活用を進め、効率的な水運営を図ってまいりたいと思うわけでございます。 次に1年間の経営成績でございますが、3条関係の収益的収支の収益総額は、8億 387万 341円、費用総額は7億 506万 3,374円でございまして、差し引き 9,880万 6,967円の利益計上でございます。 また、4条関係の資本的収支では、収入額1億 7,522万 1,913円、支出額5億 3,249万 8,081円で、収支差引不足額の3億 5,727万 6,168円につきましては、当年度損益勘定留保資金1億 7,532万 9,898円、繰越利益剰余金1億 4,891万 6,977円と当年度利益剰余金処分額 3,302万 9,293円で補てんしたものでございます。 次にイの給水状況及びウの漏水調査結果につきましては、18ページの中ほどから20ページをごらんいただきたいと思います。 21ページの下段の職員関係でございますが、昭和63年度は経営の合理化など組織を見直す中で、従来の3課を2課に統合し、前年度比3人減の28人で運営をしてまいりました。 次に22ページから30ページまでの工事の内容は、そこに記してあるわけでございますが、量水器、工具等購入の営業設備費で 1,070万 5,150円、水源築造公共関連工事による管網設備工事など配水施設費で5億 224万 2,800円となっております。 31ページは、昭和63年度中の固定資産の除却及び売却処分一覧表でございます。 32ページ~33ページは、水源別の年間配水量でございますし、34~35ページは、口径別の年間給水量及び水道料金収入状況でございます。 36ページ以下は省略させていただきまして、別冊の実施計画実績表をごらんいただきたいと思います。 主なものを申し上げてまいります。 1ページの収益的収入、1款水道事業収益の決算額は、8億 387万 341円でございまして、予算比 95.96%でございます。 1項1目の給水収益の水道使用料は、7億 7,189万 2,225円でございまして、1m3当たりの供給単価は96円95銭でございまして、前年度の93円31銭に比べまして 3.9%増でございます。これは、決算書の36ページに記載をしてございますので、ごらんいただきたいと思います。 次に2目その他の営業収益は、工事完成検査手数料とメーター開栓手間代でございます。 3目の他会計負担金 1,840万 4,000円は、下水道事業会計からの給与費負担金でございますし、4目の公共関連事業負担金は、天竜川改修工事と大川改修工事関連によるものでございます。 次に2項営業外収益の1目受取利息及び配当金 727万 5,254円は、余裕現金の預金利息と貸付利息でございます。 次に3ページの支出でございますが、1款水道事業費用の決算額は、7億 506万 3,374円でございまして、予算比97.2%の執行でございます。 1項営業費用の1目原水及び配水費2億 9,517万 7,502円は、水源等の施設の維持管理費でございます。人件費は昨年同様の13名でございます。 10節委託料は、水源の電気設備の保守点検、水質検査、量水器交換、小井川水源のろ過槽の砂交換作業等の委託費でございまして 1,451万 6,090円となっております。 11節の賃借料は、水源用地借料 316万 5,140円、JR用地借上料24万 9,000円、水源監視局リース料 418万 4,000円などでございます。不用額の 245万 8,060円につきましては、水源監視親局リース料の使用開始時期の差によるものでございます。 12節修繕費 5,694万 7,720円は、水源施設及び給配水管等の修繕費でございまして、動力費より 750万円を流用してございます。 13節の動力費は、 9,181万 7,812円でございまして、予算比 464万 1,188円の減、また前年度比 661万 2,878円の減となっております。不用額の 464万 1,188円は、給配水量の減による動力料の減と、電気料金が昭和63年1月、平均5.33%引き下げになったものでございまして、修繕費へ 750万円を流用してございます。 15節の補償金は、10年債務の4水道移管補償金の6年目、 3,057万 1,200円と 218万円の花岡水源等の補償料でございます。16節の負担金は、県道下辰線の舗装復旧負担金 952万円と天竜川橋梁添加負担金66万 4,000円でございます。 次に2目の総係費でございますが、この目は全体の管理費でございまして、1億 4,044万 1,751円の決算額でございます。人件費につきましては、前年度比3名減の15名分でございます。5節報償費16万 6,665円は、断水事故に係る訴訟弁護費用でございます。8節退職給与金は、特別退職者1名分の退職手当と1名分の退隠料でございます。 16節の委託料は、電算リース料等でございます。 3目の減価償却費は、1億 6,825万 4,690円でございまして、施設整備の増加により、前年度比9%の増となっております。 2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、1節企業債利息 8,751万 1,038円は、大蔵、公庫債への利息でございます。 3目の他会計負担金は、退職者1名分の一般会計への負担金でございます。 3項3目雑損失20万 3,725円は、昭和57年度から昭和61年度までの19件分の水道使用料を、この欠損処分にしたものでございます。 次に8ページの資本的収入でございますが、決算額1億 7,522万 1,913円でございまして、2項1目工事負担金は、下水道関連で1億 7,153万円、県工事関連で 359万 8,000円となっております。 次に9ページの資本的支出でございますが、決算額5億 3,249万 8,081円でございまして、1項1目営業設備費 1,070万 5,150円は、量水器の購入、改良等に要した経費でございます。 また、2目、配水施設費5億 224万 2,800円は、樋沢水源の築造、水源集中管理システムの子局設置等、水道施設の整備に要したものでございまして、単独事業分が3億 2,522万 2,800円、公共関連事業分1億 7,702万円でございます。 明細につきましては、決算書の23ページから30ページに工事内容を記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。 2項2目企業債償還金 1,955万 131円は、建設改良に係るものでございまして、決算書の企業債明細書53ページから54ページに記してございますので、ごらんいただきたいと思います。 以上で実績表の説明を終わらせていただきまして、次に決算書の方へお戻りいただきたいと思います。 1ページ、2ページは、収益的収入、支出でございますし、3ページ、4ページは、資本的収入、支出の報告でございます。4ページ下段で資本的収入、支出の不足分についての財源補てんを記してございます。5ページ、6ページは、損益計算書でございますし、6ページ下段に当年度の純利益 9,880万 6,967円、前年度繰越利益剰余金1億 4,891万 6,977円、当年度未処分利益剰余金2億 4,772万 3,944円になっているわけでございます。 7ページから10ページまでの剰余金計算書は省略させていただきます。 次に11ページの剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度未処分利益剰余金2億 4,772万 3,944円を減債積立金へ 500万円、建設改良積立金へ1億 7,694万 6,270円を積み立てて処分するものでございます。 したがって、翌年度繰越利益剰余金は 6,577万 7,674円となるものでございます。 12ページからの貸借対照表は省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきますが、御審議の上、御認定いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に監査結果の報告を求めます。 監査委員。         〔監査委員 小口公男君 登壇〕 ◎監査委員(小口公男君) それでは、ただいま上程されております3企業会計の決算につきまして、審査の結果を御報告申し上げたいと思います。 報告に入ります前に、28ページですが、1箇所印刷のミスプリントがございますので、お手元に正誤表が行っていると思いますので、御訂正をお願いいたします。 それでは、昭和63年度岡谷市公営企業会計決算審査意見書。 1といたしまして審査の対象でありますが、昭和63年度の岡谷市市立岡谷病院事業会計決算、岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計決算、岡谷市水道事業会計決算であります。 2に審査の期間及び場所でございますけれども、平成元年7月17日から7月19日までの間に、岡谷市役所の 301A会議室及び各事業の会議室で行いました。 3としまして、審査に付されました決算及び他の証書類でありますが、3事業会計とも決算報告書、損益計算書、剰余金処分計算書、貸借対照表、事業報告書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書の各書類等であります。 審査の方法でありますけれども、審査に当たっては、財政状態、経営成績及び事業の経営が適正に行われているかどうかを確かめるとともに、前記書類に基づきまして関係諸帳簿、証書類を調べ、関係職員より説明を聴取して、出納検査並びに定例監査の結果をも参考にして審査を実施いたしました。 審査の結果及び意見でありますが、審査に付された市立岡谷病院事業会計健康保険岡谷塩嶺病院事業会計及び水道事業会計の各決算の書類は、いずれも地方公営企業関係法令に準拠し、作成されており、経営は各事業とも法に定められた基本原則に基づいて運営され、財務に関する事務も適正に行われ、計数も正確で、経営成績及び財政状態も適正に表示されているものと認めました。 病院事業につきましては、両病院とも、その使命に徹し、地域住民の医療の確保と、健康維持のため、公衆衛生活動等を行い、地域住民の福祉増進に努力され、そのために必要な施設、医療機器等の整備充実が図られ、また医療スタッフも充実されました。 本年度の経営状況は、収益的収支において、市立岡谷病院は、当初予算で 3,000万円の損失を予定していましたが、医業収益で前年度より入院患者、外来患者とも増加したものの、診療報酬の改定、薬価の引き下げ等により総医療費は実質マイナス改定となったこと等により、収支では 5,349万 9,224円の純損失となっております。 また、健康保険岡谷塩嶺病院においても 5,080万 4,595円の純損失の計上となっておりますが、その主な要因は、市立岡谷病院と同様、診療報酬の改定等による影響と、医業収益で入院患者が当初の予定量に比べ減となったこと等によるものであります。 病院事業における医業収益は、病院経営の大宗をなすものであり、医療費請求業務については、なお一層の適正を期すとともに、経営の健全化を図り、地域の中核病院として住民福祉の増進に努力されるよう望むものであります。 水道事業については、本年度の建設改良として三沢方面の高台等不安定給水箇所の解消と、今井インター周辺への給水準備等のため、樋沢水源の築造と前年度に引き続き5カ所の水源遠隔監視整備工事が行われ、全水源の集中監視システムが整備完了しました。 また、管網の整備も逐次進められ、有収率は 73.39%で前年度に比べて0.34%向上いたしました。 管理組織体制の見直し等による経営の合理化にも努められ、総給水量は、前年度に比べ6万 8,431m3の減となったが、 9,880万 6,967円の利益計上となっております。 今後とも需要に応じた良水の安定供給と、一層の合理的運営に努められるよう望むものであります。 以上でございますが、以下につきましては省略いたしますので、ごらんをいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午前11時08分 休憩         -----------------         午前11時19分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入ります。 まず、議案第69号について質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 2点ほどお伺いしたいと思いますが、1つは、事務長さんからもごあいさつがありましたが、いわゆるミドリ十字事件ですけれども、これについては今まで一定の報告などもお聞きしておりますが、決算ですので、いま一度、原因、それからその処理がどのように行われたのか、そして厚生省や県からの処分がどうであったのか、これらの点についてどのように今後対処していくのかということを明らかにしておいていただきたいというふうに思います。 それから、いま1つは、昨年でしたか、決算委員会のときだったかと思いますが、私、指摘をした、ボイラー機械室ですか、あの地下のところへ雨水の流入があるというようなことですが、この点は改善されましたでしょうか。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 岡谷病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) それでは、私の方から答えさせていただきますけれども、1番の問題につきましては、もし補足がありましたら院長先生の方からお願いしたいと思っておりますが、先に2番目の方から答えさせていただきます。 地下のボイラー室につきましては、先月、全部工事が終わりまして、先日降った雨の場合にも全然入っておりませんし、対応できております。 それからミドリ十字のことが今出ておりますけれども、原因につきましては、以前の全協等でもお話をしてございますけれども、使った医薬品につきましては、薬事法の許可もとってございますし、中には薬価基準に登載もされているものもあったわけですけれども、登載されていないものも使ったと。そのとき話をしております。 それから、その処理につきましては、その後、県の監査等も受け、書類等で指示も来てございますので、岡谷病院に対しましては、報告書を出すようにということで、県の指示を受けまして、開設者並びに病院長の方から改善報告につきましては県の方へお送りしてございます。 それから、その後の対処ということでございますけれども、そのときにもお話をされておりますけれども、5項目につきまして、新たに今後対処していくんだということで、薬事委員会、また購入委員会に必ず今度の問題はかけるということが1点、それから薬品の購入は、一応、今まで、この問題につきましては放射線科に任せてあったというものを庶務課の方で担当し、その後、薬事委員会、薬品購入委員会にかけながら対応していくんだということ。 それから、未登載医薬品の使用というものもないこともないようですから、その場合には院長決裁を受けながら完全に院内対応していくんだということ。それから、そういう場合には、使用の状況を完全に明らかにしておくという記録上の問題、このようなものを今後やりながら院内挙げて対応していくということでお話をそのときにつけてございますので、現在そのようにやっております。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) わかりました。 委員会でも当然、この問題については再度十分論議をしておいていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 岡谷病院の方のようですが、1つは、日本医師会の会費にかかわる部分の規約を教えていただきたい。 関連をして、これは今すぐというわけにいかないのかなと思うんですけれども、諸会費の内訳明細をお伺いをしたいということが1点であります。 それから塩嶺病院の方は報告でわかりましたけれども、入院、外来の患者数の当初予定との関係でいけば、どういう増減になるのか教えていただきたい。 とりあえず、それだけ先にお聞きをして、関連して聞かせていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 岡谷病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 今の1番と2番につきましては、ちょっとこちらへ持ってきておらないものですから、委員会の方へ出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っています。 それから入院患者の関係ですけれども、当初予定につきましては、1日患者数が 276名で、一応予算関係で出してございますけれども、決算では、先ほどお話ししたとおりに 275名で1名の減ということになっております。 また、外来患者につきましても、予算では 530名の1日予定が、決算では 583名ということで53名がふえております。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 突然の資料ですから、あれですけれども、お尋ねした医師会の規約に関する問題では、病院当局に対して隔意や他意があるわけではありませんけれども、日本医師会の会費と関連をして、重大な疑問を私は前々から持っていますので、時間からいって、もうしばらくで休憩になると思いますので、後ほど再開の時点でお示しをいただいて、質問を保留をさせていただかないと、委員会へといっても、委員会では何のことかわからないわけで、その辺しかるべくお取り計らいをいただきたいというふうに思います。 日本医師会に加入してなければいいですけれども。 ○議長(片倉久三君) 事務長、それでは休憩中にいいですね。 それでは保留して進行いたします。 ほかにございませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田ですけれども、ただいま提案いただきました昭和63年度の決算で、15ページを中心にしまして要点が示されていると思いますけれども、特に薬価の引き下げ、総医療費の 2.9%が実施されましたが、当院においては入院医療、検査料が厳しい内容であり、実質引き下げ改定となり病院経営に大きな影響を受けましたというふうになっていますけれども、確かに塩嶺病院の場合にも値上げの格好はとったけれども、当院には大変なことだったというふうに両病院とも報告がなされて、昭和62年と昭和63年を入院収益、外来収益でやってみますと、昭和62年の方が入院が若干よくて、外来は、昭和63年の方がいいということで、ほぼ入院のベッド数なんかは、最高時に来ているのではないかというふうな判断が見受けられるんです、これで見ますと。新しいあれだけの施設をして、そして入院も外来も満杯に見ながら、好むところなら黒くなった方がいいのではないかというふうな気持ちも持ちながら、なおかつ公益性を発揮している岡谷病院の1年間の決算というふうなものに対して、中身を市民本位の立場からも、患者本位の立場からも大いに議論が必要ではないかと思うわけなんです。 この点で、最初から、新しい院長先生が就任された名実ともに1年間でしたので、この辺の1年間の事務長が報告された総括と同時に、今日、病院経営の難しさと妙味というふうなものを踏まえて、この 5,349万 9,000円というふうな数字が、昨年の 9,473万 1,000円よりも少ないものに出ておりますが、ただ赤か黒かというだけではなくて、その辺のところを論理的にも、また実際にも手がけられた院長先生の御見解を示しながら、病院当局の示した報告との関連で御議論をお願いをしたらというふうに思うのが1つあります。 委員会の方では、看護婦の勤務の状況、それから診療圏の問題、それから、これまでやられた長野県のこの種の病院の昭和63年度の決算の状況なんかを見て、今日置かれている日本の自治体病院、あるいは幾つかの病院が、どういう数字に示されているかというふうなものがきっと示されると思うし、ぜひ示してやっていただきたいと思いますが、院長先生にお尋ねする上で、長野県全体の動向なんかも対比しながら若干の御意見をいただいたらと思うのでありますので、以上質問申し上げたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 岡谷病院長。 ◎岡谷病院長(草間昌三君) 昨年に比べて若干の収支の面では五千万円何がしということでマイナス面でございますけれども、これも昭和62年度に比べまして、確かに入院の方は少し減でございますが、これは計算しましても医療費の改定の影響が確かに出ているように思います。 それと、もう1つ耳鼻科のドクターが年度途中に病気になられたということ。また、内科医1名の欠員、これは私が将来像を踏まえて、できたら専門的な外来をということで、まだ保留してございます。そういうような人員減がございまして、その辺のところが内科の入院患者の若干の減ということ、それから医療費の改定も含めての収入減、その辺に影響が出たのではなかろうか、そんなふうに思っております。 それと長野県全体のというふうなことでございますけれども、これは、また十分に他病院の収支の状況等も踏まえまして、もう少し検討させていただきたいと思っております。 病院の経営というのは、これは厚生省の方針もございまして、かなり年々厳しくはなっております。しかし、その厳しい中におきましても、やはり病院の健全経営というものに向かっては、これは努力していかなければならないと思っております。 いろいろ、それには専門外来等の充実も含めて医師の充実、これが今後もどうしても必要になってこようかと思いますが、当面充実しますと、すぐそれが収入にはね返るかどうかはちょっと問題がございます。数年間の長い目で見ながら、充実の方向に進めていきたい、今、現在このように考えております。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) ありがとうございました。 もう少し委員会で基本的には、あとお願いしたいと思いますけれども、事務長さんにもう少しお願いしたいと思うんですけれども、岡谷病院が昭和56年に第1次整備事業、病棟の諸設備を改築するということで始まって、第2次が終わりまして、その昭和56年から、57、58、59、60、61、62年と、それぞれの数値を示してきて、そうした建設に伴うことの心配はどうかということを当時議会側からも市民側からもいろんな疑問がかけられていましたけれども、例えば昭和61年などでは、 2,277万 1,000円というわずかな赤字で収支したと。昭和62年には 9,400万円になってきたと。そして、ことし以降から、また回復があるだろうということで 5,300万円になってきたわけですけれども、こういう点で、病院の先生1人によっても違うだろうし、それから、診療の内容とか、いろいろな点で医療の中身に入れば、私たちには発言のできない問題がたくさんあると思いますけれども、こんな点で、岡谷病院のベッドがいっぱいになる、部屋がいっぱいになっている現況の中で、言うところの企業努力というものもほぼ限界にきていると思いますので、こんな点で、決算をやるときに今後の見込み、見通しというふうなものをどう立てていくのかということが、もし聞かせていただければ聞かせていただけませんか。 ○議長(片倉久三君) 岡谷病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 大変、例年難しい問題がこの時期には出るわけですけれども、岡谷病院におきましても、医業収益が収入全体の90%以上を占めるということで、大変大きなウエートを持っているわけでございます。これは、医療費改定によっては、大変大きな影響になるわけでございますが、今のお話ありましたとおり、昭和63年度につきましては、岡谷病院とすれば、大体2%程度の減という方向になります。これは先ほど収入の方がふえているというお話ですけれども、これは個人1人当たりの計算にしてみますと、大体そういうような傾向になってきているということになります。 先ほどの院長報告にも県下という話ありましたけれども、県下の自治体病院についても、大変難しい時期に来ておりまして、年々黒字病院は減ってきているというような状況になっております。 なお、当院につきましても、国の総医療費の抑制政策というのは、まだ続いてくるということを自治体病院協、また開設者協の方でも大変危惧しておりまして、国に対して大きな運動を起こして、昨年、またことしとやってきておるわけでございますけれども、当院につきましても、大変経営につきましては今後も厳しいだろうという予測を持っているところでございます。 いずれにいたしましても、岡谷病院、独立採算の原則があるわけでございますので、病院総力を挙げまして経営努力をしてまいるつもりでございますので、よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 赤字があるからということを、それを追ったような論議になっただけではまずいけれども、しかし、数字は事実ですから、そういうものに対して、どういうふうに私たちが、この審議するかという点で、今この角度から質問申し上げましたけれども、今、院長先生がちょっと言ったけれども、ある科の先生がお休みをしているために若干の患者が少なくなったんだということは、これは基本問題ですので、これは充足すれば、平成元年というのは、また新しい数字が出てくると思うんです。そういうふうな点で病院経営のイロハについてのところと、今日置かれている日本の医療というものの数値との関係、それから今日岡谷市に両病院があり、湖畔病院があり、あるいは信大なり幾つかある中で、なおかつ公益性と企業性を発揮する上でどうだったかという見地を十分踏まえながら、また決算委員会では十分資料をそろえて論議していただきたい、要望申し上げておきます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) ちょっと1点お伺いします。 これは監査委員さんの御意見。監査委員さんの決算審査意見書の1ページに、病院に関しては、「財務に関する事務も適正に行われ」云々とありますが、2ページの方で、「医療費請求業務について、なお一層の適正を期すとともに」、こうあるわけです。医療費の請求というレセプトの点数のはじき方等、要するに一定、一層の適正を期するようにという要望をつけたように受け取れますが、この辺の内容は、どういうことでしょうか。 ○議長(片倉久三君) 監査委員。 ◎監査委員(小口公男君) 羽吹議員さんの御質問にお答えしたいと思いますけれども、そこに書いてある書き方が不十分かもしれませんけれども、そこに書いてある内容につきましては、先ほど岡谷病院の事務長からも一部報告をされておりますけれども、現在、別に不適正な医療費の請求をしているという意味でなくて、第1点は、病院における診療報酬の支払い請求事務については、大変複雑多岐な事務でありまして、近年は業務の一部も委託処理されているところでありますけれども、この業務は、担当事務部門だけの問題でなくて、診療に携わるすべての部分に関連するものでありますので、それらの、それぞれの立場での適正を期し、管理、運営について十分配意されるようにという点が第1点と。 2点目は、先ほども報告がありました保険医療機関として使用する診療材料等について、保険適用の適否について十分に検討されて、的確を期されたいという内容がそこに表現された点でありますが、そのように御理解をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 監査委員さんも病院の事務長をされた経験がありますから、病院の事務については詳しいと思うんですが、医業収益というのは、今も論議ありましたように、いろいろ病院経営の重大な、一番大きい収益の、病院経営の上で一番大きいウエートを占める。したがって、そのことについて今多少の論議があって、これは政治的にも、あるいは院長先生の言われるような条件といいますか、そういう環境といいますか、そういうものもかなり影響はあるだろうと思いますけれども、ただ、ここで殊さら医療費の請求業務について、こうあるもんですから、これは事務的に、例えば今お話ありましたように特定業者に委託をしている、それだけで足りることではないと思いますが、事務の流れを見る中で、こういうことを監査委員が指摘しなければならないという、そこのところ、ちょっと特徴的に感じたものだから、これは、今言われるようなことでいいんでしょうかね。 例えば、委託業者の点数の計算の仕方を、どこでどういうぐあいにチェックしているか知りませんけれども、再チェックというようなことはあり得ると思うんですけれども、その辺で、実際に多少の問題があったかどうか、その辺はどうなんでしょう。 ○議長(片倉久三君) 監査委員。 ◎監査委員(小口公男君) 特に私どもが関係の部門を見た範囲では、この時点がどうだというふうに拾い出して申し上げるようなものはございません。 ○議長(片倉久三君) よろしいですね。 ほかにございませんか。 浜常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜です。 私も、この点、非常に疑問に思ってお聞きしようと思ったんですが、ここは、審査をする内容等にも関係して、はっきりしておいていただきたいわけですけれども、税の課税客体等を把握する意味においては、こういうことが非常にうたわれるわけですけれども、今の医療費の請求業務というのは、病院の施術、つまり術を施したその行為により行う申請事務だと、こういうふうに私は今まで受けとめておるわけですけれども、より一層適正を期するとともにということになりますと、今、羽吹議員言いましたように、何かこの中に理由があったのかなというふうなことを考えたものですから、ここのところは監査委員報告を、こういうふうにうたいますと、非常に何かちょっと問題があるような気がしたものですから、私もお聞きしようと思ったんですけれども、審査を今後私どもする上においても、この点だけはちょっとはっきりしておいていただいた方がいいと思いますけれども。 うたい文句だとか、それから飾り文句だけなら、そう言っていただければ、それでいいわけですけれども、そこのところをちょっとはっきりさせてください。 ○議長(片倉久三君) 監査委員。 ◎監査委員(小口公男君) 表現の方法が余り適切でなかったかどうかあれですけれども、内容的には先ほど申し上げたような実情でございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) あと委員会でいいですね。 ほかにございませんか。--では進行いたします。 この際、暫時休憩いたします。         午前11時53分 休憩         -----------------         午後1時10分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中保留してあります小沢竜美君の質問に対し、答弁をお願いします。 岡谷病院事務長。 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 午前中の御質疑に対して、答弁できなくて大変申しわけございませんでしたけれども、日本医師会の定款の中で、会費という面につきましての御質疑だったと思うんですが、定款の中で会費につきましては、代議員会が定めるということになっておりまして、代議員会の中で、昭和63年度につきましては、日本医師会から10万 1,000円が岡谷病院には定められております。 この内容は、院長1名分につきましては、5万 7,000円ということです。なお産婦人科の関係で優性保護法の関係から、2人の産婦人科医の許認可が日本医師会の方になっておるという関係から2名分含めまして10万 1,000円ということで岡谷病院へ割り当てが来ているわけでございます。 続きまして諸会費の金額ということで御質疑いただきましたけれども、医師会費 321万 3,180円、病院加入団体費35万 6,300円、以下の加入団体がございますけれども、それが 130万 7,360円、それから出席負担金等がございますが、医師が55万 5,500円、技師が28万 8,100円、看護婦が27万 9,600円、その他行政職で22万 730円と、計 622万 770円ということでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) ありがとうございました。 できましたら、委員会段階までで結構ですが、日本医師会の決算書というふうなものが、もし入手できたら委員会の方へ出していただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。 了解します。 ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 次に議案第70号について御質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢です。 2~3お伺いをしたいと思いますが、1つは、一部負担金の未収金が昨年度は 270万円余でありましたが、本年度 860万円というふうに、従来の傾向から見ますと急増と言っていいと思うんですけれども、約3倍近い一部負担金の未収が出てきた理由をお伺いをしたいと思います。 それから、1つの例で申し上げますと、看護婦給からほかへ流用したものが 1,400万円くらいになりますが、看護婦さんの給料、そう高いわけではないと思いますから、 1,400万円という数字は、人数での影響だと思うんですけれども、当初の診療計画等から見て 1,400万円もの看護婦給の実質減額は、看護婦の勤務あるいは診療に影響を与えないと考えていいかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、企業会計ですから、一定のフレキシブルなものはあってもいいと思うんですけれども、塩嶺病院の場合、大変流用が多いわけです。1つは、流用総額、各目からよそへ出したものでも入ったものでも同じ額になるわけですが、流用された総額は一体幾らになるのかということと、これは、ちょっと最初に見方ですけれども、最終予算額というのは、流用したものを除いた額がここに出てくるわけですね。例えば消耗品費で見ますと、 210万円くらい入れて、最終予算額が 780万円になると。したがって、当初の予算額は五百数十万円というようなことになるわけですね。4割近い、いわば一般会計でいう補正がされているということになるわけで、その辺、当初の見込みの、言うなら的確というか、これだけ流用が行われるというのはちょっと疑問を持つんですけれども、その辺について説明をお願いをしたいというふうに思います。 それから、病床利用率が、監査委員さんの報告によりますと、当初の計画より診療収入が減ったから赤字が出たんだと言っていますが、そんなことは決まったことで、病床利用率が前年より若干伸びたにしても、55%と、結核病棟については、病床利用率を云々するのは適当ではないかと思いますが、一般病床についてはやはり相当重視しなければいけないと思うんですけれども、県下の公立病院で一般病床で55%というふうな数字にとどまる病床利用率の病院というのがあるかどうか。岡谷病院が、先ほども山田議員から意見が出ましたけれども、90%を超えてほぼ限界といいますか、上限いっぱいいっぱいまではきているだろうと思うんですが、もちろん地理的な理由等も念頭に置かなければいけないわけですけれども、監査委員は、この辺どう考えているのか、明確にお考えをお聞かせいただきたいと思います。 それから、決算の認定にかかわることですから、この際もう少し明確にお伺いしておきたいと思うんですけれども、先ほど羽吹議員からお話のありました監査委員の意見の中で、請求業務について一層適正を期するようにという点についての質問がありました。私も質問する予定でいたわけでありますけれども、率直に申し上げて、監査委員の御答弁では納得ができません。そこで、それ以上監査委員にお伺いしてもいけませんので、両病院の当局は、この監査委員の指摘をどう受けとめているのか、端的にお話し申し上げれば、最近あった塩嶺病院の請求事務の民間委託をめぐって、役所の中ですけれども、巷間、話があるわけです。それは、発端としては、請求事務にかかわる問題として、民間委託が出てきたんだという話が伝わっているわけです。 私は、請求、ああいう非常に複雑な多岐にわたる診療内容をきちんと精査をして請求をしていくと、この場合、絶えず1年じゅう各月、文字どおり 100%正鵠を射た請求が行われるなどというふうには考えていません。何らかの誤差もしくは誤謬は当然出てくるはずでありますが、そういう意味で監査委員のこの意見は、一体、病院当局はどう受けとめているのかお伺いしたいと思います。 とりあえず以上です。 ○議長(片倉久三君) 塩嶺病院事務長。 ◎塩嶺病院事務長(長沼金作君) 幾つかいただきました質疑の中で、まずお答えできるのから順にさせていただきたいと思いますが、まず初めの一部負担金の未収金でございますが、昭和63年度につきましては、交通事故者の未収金 203万 4,800円を含んでおりまして、このために本年度は額が多くなっております。これは、その後、収納になっております。 それから、2番にいただきました御質疑、それから3番目、これ今、資料が手元にございませんので、少し時間をいただきたいと思います。 それから私どもの方の病床の利用率でございますが、病床利用率が低いのは、休床ベッドがございます。現在1病棟が休床になっているわけでございますが、その休床ベッド数があるために利用率が低くなっております。1病棟58床が休床になっております。 それから流用総額資料出てまいりましたので申し上げます。総額で 4,405万 9,000円でございます。それから消耗品費の流用理由でございますが、前年度末に印刷機械を購入いたしまして、そのために用紙の購入代金がふえたということでございます。 それから、一番最後にいただきました請求事務に関してでございますが、昭和63年度末、病院の管理棟改修を行いまして、医事課の事務室の引っ越しがございましたし、それから2病棟、現在のA棟でございますが、改修によりまして患者数の移動がございまして、その間、非常に混乱を来した面がございまして、若干請求漏れがあったことは事実でございますが、その面につきましては、点検を行いまして、請求漏れの分につきましては、全部請求をいたしてございます。 それから、監査委員さんの方で指摘になりました適正という問題でございますが、私ども診療報酬の請求につきましては不正請求はいたしてございませんし、また監査委員からもそういう指摘は受けておりませんので、病院としましては適正化を図るということにつきましては多少の抵抗がございます。 以上でございます。 あと、お答えできなかった分につきましては、資料から数字を調べてまいりますので、少し時間をいただきたいわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 一部負担金については、基本的にはわかりました。それにしても 460万円ということで、前年度の決算時の報告の数字から見ますと少し多いかなという感じですので、なお委員会で精査いただきたいというふうに思います。 それから病床利用率については、58床の休床を除けば、ちょっと計算すればいいんですけれども、58床を保有ベッド数から引いて幾らの利用率になるのか、ちょっと教えていただきたい。 それから、消耗品の御説明いただきましたし、流用総額はお話しいただいたんですけれども、例えば今の消耗品の問題にしても、印刷機を買われたのが、この年度の途中ではないわけでしょう。要するに、当初の計画から、総額で 4,400万円、細かいものも、比較的まとまったものもありますけれども、大変多岐にわたって流用が行われる、その辺の当初の計画と、年間でこんなに流用していかなければいけない、言うなら年間計画の見通しの確実性の問題ですけれども、その辺について、もう少し説明をいただきたいというふうに思うんですけれども。 それから看護婦さんの問題について、診療上の影響、もしくは看護婦の勤務に対する影響についてもお答えいただきたい。 ○議長(片倉久三君) このまま暫時休憩いたします。         午後1時28分 休憩         -----------------         午後1時41分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 塩嶺病院事務長。 ◎塩嶺病院事務長(長沼金作君) 手元に資料がございませんで、時間をちょうだいいたしましてありがとうございました。 まず初めに一部負担金の未収金についてでございますが、これにつきましては、先ほど申し上げたことのほか、入院患者の一部負担金につきましては、月に2回現在調定をしております。1日から15日までと、それから16日から月末までの2回調定をしておりますが、この16日から月末までの分につきまして、以前はその翌月に調定をしておりましたのを当月調定に変えたということが1つの原因でございます。 そういうことでございまして、一部負担金の未収金 866万 281円が、本年の8月末には59万 9,939円というふうになっております。 それから、看護婦の問題でございますが、人員では6人分でございます。76人が70人ということになっておりますが、当初ICU、CCUを予定しまして見込んだ看護婦数でございますが、現在その認可は、まだとっておりませんので、看護婦がこれだけ減りましても、基準看護はクリアしておりますし、診療には影響はございません。 それから、看護婦の関係で、年度中途で退職者が出ておりますが、これは臨時看護婦で対応しておりまして、そちらの方への流用もございます。 それから消耗品費の方でございますが、印刷機の購入は、予算ができた後、年度末に国費で入ったものですから、当初予算に比べると、そういうわけで流用が多いということでございます。 それから、病床の利用率でございますが、69%になります。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 委員会の方へお願いをしたいと思いますが、五十数%という見方でなくて、やはり休床があれば69%という見方をしていくべきだと思うんですけれども、新しい体制ができて、どのくらいまで展望できるのか、あるいは基本的には69%というふうな数字は、立地条件その他からいって、そう大きく伸びる可能性はないのか、その辺委員会で少し論議をお願いしたいと思います。 それから、もう1つできたらお答えいただきたいし、できなかったら、これも委員会で審査をお願いしたいと思うんですけれども、今、印刷の消耗品費については事情はわかりましたけれども、最初からお伺いしているように、非常に多岐にわたって流用が行われるという点では、当初計画の立て方に問題があったんではないかという疑念が払拭できませんので、その点についても審査をお願いをしたいというふうに、申しわけありませんけれども、委員会の方で御努力をお願いして終わります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 16ページの事業報告書の中で基本的な点は言われているんですけれども、昨年 9,900万円、約1億円近い赤字が出て、ことし 5,000万円というふうに出ているわけですけれども、塩嶺病院で、今も事務長が言われるように、20ページにある1億六千八百万円何がしの国費から機械が与えられて、それでいて、この昭和62年と昭和63年を、いろんな数字を比べてみますと、いずれもよくなって頑張っているにもかかわらず、なぜこんなに赤字になってしまうのかという、先ほどそれぞれ数字を追って説明をいただいたけれども、もっとそこをもう1回解明して言っていただけませんか。私は、もう少し赤字が少なくなってもいいのではないかなという疑問が素人判断にあるんですけれども、この点はいかがでしょう。 ○議長(片倉久三君) 塩嶺病院事務長。 ◎塩嶺病院事務長(長沼金作君) 塩嶺病院の赤字の原因でございますが、塩嶺病院につきましては、御承知いただいておりますように、数年前から患者数がだんだん減ってきております。そういう状況を変えるために今回施設整備等を行ったわけでございますが、昭和62年度から行いました施設整備、あるいはスタッフの充実等が、ようやくここに来て実を結んだといいますか、患者数がだんだん現在ふえてきております。 ことしの患者数でございますが、8月末の状況を見てみますと、入院患者1日平均 162人になっておりますし、外来患者につきましては、1日平均 142人でございます。昭和63年度の同じ時点と比べますと、入院患者につきましては、1日平均10人ふえておりますし、それから外来患者は18人増ということになってきております。 また、検診の関係につきましても、巡回検診が相当伸びてきております。平成元年度でございますが、昭和63年度に比べますと20%増が見込まれるような状況でございます。 そういうことで、経営につきましては、確実に健全化の道を歩んでいるということでございますので、今後ともよろしくお願いをしたいわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) これは、あくまで私は企業性という立場で一面的にお願いしているわけですけれども、 5,000万円というふうな赤字が出る中で、例えば報告書の16ページの患者の状況というふうなもので数字が示されておりますけれども、今、昭和61年でも昭和62年でも、決算委員会の内容をそれぞれひもといてみますと、老人問題というのは、どういうふうなかかわりになって計数が出るのかという点が投げかけられているわけですけれども、塩嶺病院の場合には、内科と外科と結核病棟という格好ですけれども、これを率直に言いまして、新しい基幹病院としての、そのことは、ことしに入ってもいろいろな宣伝がされておりますし、成果が上がっているようですけれども、採算ベースというような点でいけば、塩嶺病院の本来の使命であった結核というふうなものが、どんな状況かということです。それから、患者は確かに昨年よりもふえているわけですし、そんな点で、もう少し患者との状況、医療がもたらす内容との関係は、どんな内訳になっているのかという点が、企業性という面からひとつお尋ねしたいと思うんですけれども。 ○議長(片倉久三君) 塩嶺病院長。 ◎塩嶺病院長(奈良田光男君) ただいまの質問にお答えしますけれども、結核病棟に関しましては、患者さんの1人の1カ月の保険請求が、大体36万円ぐらいです。ですから3万 6,000点から3万 8,000点、そのぐらいです。全国の医療の点数が、1カ月の患者さんの平均が大体4万 8,000点ぐらいですから、そういう点では相当の落ち込みになっています。 結核病棟は60床あるんですが、その60床のうちの、大体、平均40人から43人ぐらいの入院です。以前と違いまして、最近結核が多くて、結構回転というんですか、退院するとまた入ってくるということで、長く入っているという人は一部になってきておりまして、そういう点で、結核の今後の見通しも考えなければいけないかなというふうに思っております。それなりの私の結核病棟に対する構想はあります。 ただ、企業という形の問題からいきますと、確かに、そういう点では問題あると思うんですけれども、そこがやはり公的医療機関の、そこは不採算性医療という面でのそこを別なところで補うわけですけれども、内科と外科なんですけれども、先ほどのベッド利用率、これは小沢議員の方からも出ていたんですが、今後の見通しなんですが、先ほど事務長がお答えしましたように確かに患者数はふえております。 それと、ふえているだけの問題ではなくて、実は昨年度の私どもの確かな数字ではちょっと出せませんが、全体の先ほど申しました患者さんの医療の点数というのは、全国水準よりか低いんです。ということは、スタッフは十分そろえてきたんですが、それなりの設備とかいろんな点、医療器具、そういうものは、せっかく医者がいても十分使えないということで、そういう点でCTスキャナを入れたりしたわけですけれども、そういうことで、大体これは今年度入りまして、まだ5カ月ぐらいですけれども、大体私の試算でいきますと、1人平均1日 1,500円から 2,000円ぐらいアップしているんです。そうなりますと、大体、全国の平均の医療の水準になる、点数が、そういう点ということと、それから患者さんの数、ふえているということは、実は、これは社会委員会の方にも御報告申し上げたんですけれども、7月から循環器疾患に対する24時間体制という、これはもう2次救急病院としては当然しなければならないことですけれども、やはり設備とかそういうスタッフの充実ということが整った上でということでこの7月から始めました。 そういうことで、これは岡谷市内の医療だけの問題ではなくて、やはりこの湖畔地区ですか、諏訪地区方面の広域医療にまで行っていかなければならないというふうなことで、そういう点で市には公的病院が2つあるわけですけれども、塩嶺病院にしましては、そういう特殊性を生かして行っていきたいと思いますし、それから、結核病棟に関しましては、これはあくまでも前向きの姿勢で今後、診療内容、それから設備も考えていかなければいけないというふうに思っています。その点も今プランニングしている最中です。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 確かにそういうことだと思いますから、私は、今度、公共性というふうなことでも、委員会で両面から相まってひとつ2つの病院を検討願いたいと思うんですけれども、例えば昨年、社会委員会が岩手県の沢内村へ行って、増田先生にもちょっとお会いをして、あそこの事務長さんというか、課長さんが村会で病院がちょっと赤字になっているから、もう少し何とかしなければいけないのではないかという提起があったら、幾らでも黒字にすることはわけないと、医療が予防医学を中心にして、この東北の片田舎の中で日本一の医療をするのに、乱診乱療になったのでは、それは黒字になっても本来の目的を達せられないんだということを生きた教材として社会委員会が学んできたんですけれども、そういう点で、今、岡谷病院の出されている 5,000万円、あるいは塩嶺病院の出されている 5,000万円の、この数字だけを追求して黒くならないかというふうな単純なものではなくて、あくまで、今、院長先生言われたように、1カ月の結核の診療報酬の数値というものが他の患者よりも低いという事実が挙げられました。そういう点で、乱診乱療で言われる、いわゆる雑誌で書かれるような内容ではなくて、いい意味で診療アップを全体としていくというふうな内容と同時に、結核の持つ塩嶺病院の使命、それから一般病床とし、またなおかつ循環器の24時間体制というのを組みながら、なおかつ公共性と企業性を兼ね合わせるために、どんなふうな努力と、どういう数字になっているかということを歴史的な1ページを飾る月末の決算委員会は非常に注目に値する1ページではないかと思いますので、経験豊富な浜委員長さんも、10年前を思い起こしながら大いにひとつ発展するような論議を交わしていただければ幸いかと思う次第でございます。 御要望申し上げたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--進行いたします。 次に議案第71号について御質疑はありませんか。 手塚邦明君。 ◆12番(手塚邦明君) 11ページの岡谷市水道事業剰余金処分計算書について、ちょっとお伺いしたいと思うわけですけれども、昭和63年度は非常に企業努力をされまして、当初目的より若干は下回ったようですけれども、約 9,000万円の黒字が出たということで、当年度未処分利益剰余金の計算書が出ているわけですけれども、この剰余金の処分額について、大体、減債積立と建設改良の積立金なんですけれども、この積立金については、利益が出た場合には減債積立金は20分の1以上しろというように公営企業法で定められておるわけですけれども、この積立金で一定のルールを持ってやっているのか、その辺をひとつお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) ただいまの御質問でございますけれども、そこに処分(案)が出ているわけでございますけれども、減債積立金の関係につきましては、これは20分の1以上積立をという法定のものがあるわけでございまして、それに準じてやっているわけでございます。 あとの関係につきましては、利益の範囲内ということで処置をしているわけでございますが、なお、今後考えられるものは、退職給与引当金、この関係が考えられるわけでございまして、水道部といたしましても、今後退職者も予定をされるわけでございまして、それらは平成元年度の予算の中では反映をさせていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 手塚邦明君。 ◆12番(手塚邦明君) 私も実は退職給与引当金がないということで、ちょっと疑問を感じておったわけですけれども、今、部長の方の説明で、平成元年度から積み立てるということでございますが、岡谷病院並びに塩嶺病院につきましては、赤字決算ということで積立金ができないわけですけれども、できれば企業会計全体で、やはり減債積立金なり、あるいは利益が出た場合については、退職給与引当金等も一定のルールで、毎年積み上げていったらどうだというように思うわけでございますので、その辺につきましても、委員会でひとつよくやっていただきたい、こんなふうに思います。 よろしく。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号から議案第71号の3議案は、決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第69号から議案第71号の3議案は、決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査にすることに決しました。 この際、暫時休憩いたします。         午後2時01分 休憩         -----------------         (全員協議会)         -----------------         午後2時17分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ----------------- △日程第9 議案第72号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(片倉久三君) 日程第9 議案第72号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。         〔市長 林泰章君 登壇〕 ◎市長(林泰章君) 議案第72号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御提案申し上げるものでございます。 委員の宮澤幸春氏は、6月13日死去されましたので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、その後任について市議会の意見を聞いて候補者を推薦いたすものであります。 候補者として推薦をお願いする中島福二氏は、岡谷市川岸西一丁目17番9号、昭和5年1月21日生まれ、59歳であります。 中島氏の略歴は、お手元に差し上げてありますので、説明は省略させていただきますが、豊かな知識と幅広い経験をお持ちであり、その円満で温厚なお人柄から市民の信望も厚く、人権擁護委員として推薦するにふさわしいと考え、御提案申し上げるものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本案は、これに同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は同意されました。 この際、お諮りいたします。日程第10以下29件は条例案件でありますが、上程前に小口助役から特に発言を求められておりますので、これを許可いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、小口助役の発言を許可いたします。 助役。         〔助役 小口利行君 登壇〕 ◎助役(小口利行君) 議案説明前に一言申し述べさせていただきたいと存じます。 今回提出議案中に条例内容整備に伴う議案が多数提案されておりますが、これは、かねて全庁的に例規の見直しを行ってきたものでございます。 内容としましては、字句または文言の訂正、条文上明確でないものを明確にした、運用との関連から整備または見直しを行った等のものでございます。 また準則のあるものにつきましては、基本的にこれに合わせたものでございます。 なお、これらにつきましては、今回の改正により従前の行政効果に影響を与えるものではございません。 原因としましては、従来条例改正の際、当該改正にかかわる条のみを直してきたこと、長年にわたる多くの法改正の取り組みが十分でなかったこと等が挙げられておりますが、いずれにいたしましても、こうした改正を要すべきものが多数あったということにつきましては、まことに申しわけなく、深くおわび申し上げる次第でございます。 今後は、条例等、例規が地方公共団体の事務執行上、最も基本となるものであることにかんがみまして、この運用、内容等につきましては、全を期すべく努力してまいりたいので、よろしくお願い申し上げます。 なお、現在さらに検討を続けておりますので、そうしたものの整備の必要があるものがありますれば、今後上程して改正のお願いをいたす考えでございます。 よろしくお願い申し上げ、関係議案の提案に臨み御説明とお願いを申し上げた次第でございます。 どうもありがとうございました。         ----------------- △日程第10 議案第73号 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 △日程第11 議案第74号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第12 議案第75号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 △日程第13 議案第76号 岡谷市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第10 議案第73号 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例から日程第13 議案第76号 岡谷市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例までの4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 企画部長。         〔企画部長 小松幸雄君 登壇〕 ◎企画部長(小松幸雄君) 議案第73号 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面に改正の理由がありますが、恩給法等の一部を改正する法律が公布施行されたことに伴いまして、これに準じて改正いたしたいものであります。 別紙で議案第73号資料を差し上げてございますので、これによって御説明を申し上げます。 今回の主な改正点は、最低保障額と退隠料等の年額の改正であります。 (1)は改正条例の附則第4条関係で、退隠料等の年額の最低保障額の改正ですが、表にございますように退隠料現行90万 8,100円を本年4月から92万 6,400円に、扶助料は現行63万 5,000円から64万 7,800円に、いずれも改定率は2.02%となっております。 (2)は改正条例附則第2条関係で退隠料等の年額の改正であります。条例の改正の中に附則別表がありますが、退隠料等の算出基準となる仮定給料年額を改正するものでありまして、増額指標は2.02%となっております。 (3)の附則第3条関係は、退隠料等の年額の端数処理について規定してあるものであります。 それでは条例の方をごらんいただきたいと存じます。 岡谷市恩給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例。昨年条例改正をいたしましたその附則第4条で最低保障額の規定がございますが、今回その額を改定するものであります。 附則につきましては、先ほど御説明いたしましたほか、附則第4条の職権改定、第5条の内払の規定等、計算上の手続を規定いたしたものであります。 附則別表は、先ほど申し上げました計算の基礎となります仮定給料年額の改定表であります。 なお、この条例の適用者は、現在、一般会計分で退隠料3名、扶助料6名の計9名であります。 以上でありますが、よろしくお願い申し上げます。 次の3議案は、いずれも条例整備による改正でありますので、よろしくお願いいたします。 議案第74号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 改正内容でありますが、まず初めに第2章の章文名を「補償」とありますのを「補償及び福祉施設」に改めるものでございます。これは第2章の条項の中に福祉施設についての規定がありますので、この際、章文に加えさせていただく内容のものであります。 第16条におきましては、この条例に定めのない事項は、地方公務員災害補償法を準用することとなっておりますが、この法律の第39条の2の 100円未満の端数処理の規定は、当市の条例第14条の2にありまして重複しておりますので、条例中除く規定の中に加えてまいりたいものでございます。 附則第4条の2の表中、元号の変更により「昭和64年」と「昭和65年」を、それぞれ「平成元年」、「平成2年」に改めるものでございます。これは遺族補償年金の受給資格年齢の特例の規定でございます。以上のところ該当者はおりませんが、よろしくお願い申し上げます。 議案第75号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 第3条は、普通退職の場合の退職手当の規定でありますが、地方公務員等共済組合法が昭和60年に改正され、今まで別表3に掲げてありましたものが同法の第84条第2項に改正されておりますので、改正いたしたいものでございます。 なお、この改正による職員の適用者はありませんが、よろしくお願いいたします。 議案第76号 岡谷市職員の退職手当の特例に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正内容でありますが、第2条第1号中「国家公務員等退職手当法」が昭和61年に改称され、「等」の字句が除かれまして、「国家公務員退職手当法」に改正されましたので、改正いたしたいものでございます。 以上で説明を終わりますが、それぞれの議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第73号について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 恩給条例だったのかどうかちょっと記憶ありませんが、片仮名使用、文語体の文章と、平仮名使用、これはたしか附則部分だと思うんですけれども、平仮名使用の部分と混在している条例がありますね。前々から奇異に感じるんですけれども、せっかく条例整備をされるようなんですが、その辺は依然としてああいう形態で残さなければいけないのか、ちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 恩給条例につきましては、古い条例でございまして、片仮名使用になっておりまして、その後の改正する部分につきましては、平仮名使用ということにしてございますが、民法もそうでございますけれども、古い条例で適用者につきましても限られておりますので、この条例につきましては、片仮名を平仮名に改めることなく今後も扱ってまいったらどうかというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第74号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第75号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第76号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第73号から議案第76号までの4件は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第14 議案第77号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第15 議案第78号 「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例 △日程第16 議案第79号 岡谷市市税条例等の一部を改正する条例 △日程第17 議案第80号 岡谷市都市計画税条例の一部を改正する条例 △日程第18 議案第81号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第14 議案第77号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例から日程第18 議案第81号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例までの5件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。         〔総務部長 武井康純君 登壇〕 ◎総務部長(武井康純君) それでは、議案第77号から議案第81号までを続けて御説明させていただきたいと思います。 まず、議案第77号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例から御説明申し上げます。 改正理由は、裏面にございますように条例内容を準則に照らしまして、整備のため改正いたしたいものでございます。 第6条は、市が物品を譲与または減額して譲渡することを規定したものでありますが、条文中に重複した文言がありますので、一方を削除するものでございます。 附則は施行日を公布の日からといたしたものでございます。 以上でございますが、よろしく御議決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして議案第78号 「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正理由は、前と同様でございます。改正の内容は、第2条から第4条までは字句の修正、それに項番号が付されておらないために、これに番号を付して整備いたすものでございます。 第5条は、公表された財政事情を、「岡谷市報」に掲載するとされておりますものを「本市広報紙」というように改めるものでございます。 附則は施行日を公布の日からといたすものでございます。 よろしくお願い申し上げます。 次に議案第79号 岡谷市市税条例等の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 改正の理由は、同様、条例内容を準則に照らし、整備するため改正いたしたいものでございます。 なお、この改正につきましては、本年3月の専決処分によります一部改正の条例にも修正が及びますために、等条例として改正をお願いするものでございます。 別に議案第79号資料をお手元に差し上げてございますので、ごらんいただきたいと思います。 まず第1条の岡谷市市税条例の一部改正でございます。 第23条から第37条関係までの改正につきましては、字句の修正を図ったものでございます。 第42条の関係につきましては、納期前納付の規定でございますが、昭和48年以降前納報奨金制度が廃止されて、不要な条文となっているために削除させていただくものでございます。 第42条の2の関係は、字句の修正だけでございます。 第45条関係につきましては、光学文字読み取り装置用の納付書を採用したための条文整備でございます。 第47条関係は、字句の修正のみでございます。 第49条関係、市民税の減免の規定でございますが、これは準則及び地方税法の規定に準じた整備を図るものでございます。この中で市長が減免できる項目を掲げてあるわけでございますが、現行条例の中では、それらの項目以外の特別な事情が生じた場合には、議会の議決を経て減免するという規定がございますが、今回それを削除することとしてございます。 といいますのは、これは昭和38年6月の地方税法改正の際に法文から削除されておりまして、条例の定めるところによりと改まっております。さらに、準則にもこの規定はございませんし、また、昭和38年11月に行われた国保税条例の改正の際にも、従来あったものが削除されておるわけでございます。 17市の条例の中でも残っているのは当市のみでありまして、ここで削除してまいりたいというものでございます。 なお、議会の議決に付すべき減免というのは、次官通達によりますと、災害が広範囲に発生したような場合、その都度、条例を定めて行うよう指導がございます。 次に第50条の7関係でございます。退職所得の特別徴収にかかわる規定でございまして、前に申し上げた45条のものと同様でございます。 第50条の8関係は、引用条文の訂正を行ったもので、また、第51条から第58条関係につきましては、準則及び法規定に準じた規定とする整備、字句の修正でございます。 第65条は、第42条と同様の理由で削除するものでございます。 第67条は、固定資産税の減免規定でございますが、議会の議決を経てという第2項を削除してございます。これは、ただいま申し上げた説明と同様でございます。 第72条から第83条関係につきましては、そこにお示ししてあるとおりの修正でございますので、よろしくお願いします。 第 123条関係につきましては、土地区画整理法の一部が、昭和63年5月に改正されたことに伴いまして、本年地方税法の一部が改正され、本来ですと3月の市税条例の一部改正の専決処分の際に改正されるべきものであったわけでございますが、通知から漏れていたために行い得なかったものでございます。内容は土地区画整理事業に参加組合員制度という制度が新設されたことに伴うものでございますが、当市に該当するものがありませんので、遡及適用もいたしてございません。 次に附則第16条の関係、これも同様3月の改正から漏れたものでございますが、道路運送車両の保安基準の一部改正により、排ガス規制強化の適合車両の減免について、これを準則にあわせて条文を整備するものでございますが、なお、この改正に伴う適合車両は、まだ1台も登録がございません。 次に第2条岡谷市市税条例の一部を改正する条例の一部改正でございます。 これは本年3月31日に専決処分をもって公布いたしました市税条例の一部を改正する条例の改正附則部分を訂正するための改正でございます。この理由を説明させていただきますが、3月31日に成立しました法改正を受けまして、同日をもっての条例改正でございまして、あらかじめ国、県からの通知に基づいて行ったものでございますが、その通知の中で脱落していた部分があったわけでございます。先般6月に改正準則が示されまして、ここに至って訂正をさせていただくものでございますので御理解を賜りたいと存じます。 附則第1条関係につきましては、施行期日でございますが、みなし法人の課税の特例にかかわります資産合算制度の廃止の改正を平成2年4月1日から施行するものといたしましたただし書きから抜けていたわけでございまして、追加訂正いたすものでございます。 附則第2条、市民税に関する経過措置につきまして、附則第1条と同様の追加でございますので、よろしくお願いします。 附則第3条、第4条関係につきましては、固定資産税及び特別土地保有税の経過措置でございますが、農用地の公団法の改正に関連する改正でございます。 最後の附則につきましては、これは改正附則でございます。この改正条例の施行期日を、多くの改正を行うものでありますが、実質的な影響がないことから、公布の日から施行することといたしたものでございます。 以上で市税条例の説明を終わりますが、この市税条例につきましては、大変多くの法律に関連しておりますし、条文内容も極めて複雑でございます。私ども法令改正等には万全の注意を払っておるものでございますけれども、経過の中で見落としを生じてしまいましたことを深く反省しましておわび申し上げる次第でございます。 続きまして議案第80号 岡谷市都市計画税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 別に議案第80号資料をお手元に差し上げてございますので、ごらんいただきたいわけでありますが、この改正につきましても、同様準則に基づきまして点検いたしました結果、修正いたしたいものでございます。 改正内容は、第1条及び附則第2条、第3条関係、いずれも引用条例名に岡谷市の名前をつけ加えたり、税額という額の文字を加える等、条文の整備をいたしたいものでございます。 改正附則は、施行期日を公布の日からといたしたいものでございます。 続きまして議案第81号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 これも81号資料をお手元に差し上げてございますので、ごらんいただきたいわけでございます。 改正の理由は、前と同様でございます。 改正の内容につきまして、第4条、第5条、第9条につきましては、不要部分となっておりますものの削除、あるいは字句の修正を図っただけのものでございます。 第14条関係の減免の規定につきましては、項を号に直し、条文の整備を図ったものでございます。 第15条及び附則第8項関係につきましても、字句を補う修正を行ったものでございます。改正附則は、施行期日を公布の日からとしたものでございます。 以上で議案第77号から第81号までの説明とさせていただきますが、よろしく御審議のうえ御議決賜りますようお願い申し上げるものでございます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第77号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第78号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第79号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第80号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第81号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢です。 第14条第1項に次の1号を加えると、災害その他特別な事情のある場合において納税が著しく困難となった者、これは国民健康保険税の減免等の規定にかかわる部分だろうと推測するんですけれども、もしそうでしたら、こういう重要な規定が、なぜ抜けるというふうなことが行われていたのか、新しくつけ加えることが発生した条文の整備ということですから、従前も入っているものが第14条第1項に入ってくるという理解でいいのか、ちょっとそこのところ。 ○議長(片倉久三君) 総務部長。 ◎総務部長(武井康純君) 説明で落としてしまいましたが、第14条関係につきまして、今、小沢議員さんの御指摘のありました件については、先ほど申し上げましたが、項を号に直すということでございまして、項の中に災害その他特別の事情という項目が載っていたものを、第1項の第2号に移したということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号から議案第81号までの5件は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第19 議案第82号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例 △日程第20 議案第83号 岡谷市文化財保護条例の一部を改正する条例 △日程第21 議案第84号 岡谷勤労者体育センター条例の一部を改正する条例 △日程第22 議案第85号 岡谷市営射撃場使用条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第19 議案第82号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例から日程第22 議案第85号 岡谷市営射撃場使用条例の一部を改正する条例までの4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 教育長。         〔教育長 八幡栄一君 登壇〕 ◎教育長(八幡栄一君) 議案第82号から第85号までについて、続けて御説明申し上げます。 まず、議案第82号でございますが、岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例でございます。これにつきまして、改正の理由は、裏面にございますように条例内容整備のための改正でございます。 内容は、1条の中で「青少年問題審議会および」の「および」を漢字に直したい。それから第7条の中の第1項中、「召集」という字を「招集」に改めたい、字句の整備でございます。 附則につきましては、この条例の公布の日から施行することとしたものでございます。 議案第83号でございますが、岡谷市文化財保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。理由は、前と同じことでございます。 改正の内容につきまして、まず第1条でありますが、県条例の改正に伴います改正と、字句の整備をいたしたものでございます。 それから第2条につきましては、文化財保護法にあわせて字句の整備をいたしたものでございます。そこにありますように直していきたいというものでございます。 それから第8条につきましては、国の法律及び県の条例等の扱いに倣いまして内容を整備したものでございまして、第1項につきましては、従来すべて許可制になっていたものを届け出制と分けまして、そのうち現状を変更する場合と保存に影響を及ぼす行為をなす場合は、従来同様許可制とし、ただし影響が軽微である等の場合は、届け出で足りるとしたものであります。 第2項は許可条件を規定したものでございます。 第3項は、改正前の第1項から分けまして、所在の変更と所有権の移転の場合を届け出としたものでございます。 第4項は、改正前の第2項を内容整備したものであります。 附則につきましては、この条例は、公布の日から施行するとしたものでございます。 次に議案第84号でございます。岡谷勤労者体育センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。理由は、前と同様でございます。 改正の内容は、屋外水泳プールの使用料を定めました別表の回数券を使用する場合に、1人1回の使用料の区分と同様に、回数券の改正の方も、一般のほか、勤労者を加えたいものでございます。使用料の方には、勤労者という言葉が別に出ているわけでありますが、回数券の方に、その言葉がないので、ここで明らかにしたいと、こういうことでございます。 附則につきましては、この条例は公布の日から施行することとしたものでございます。 次に議案第85号 岡谷市営射撃場使用条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 理由は前と同様でございます。 改正の内容は、引用法律の字句の整備をしたものでございます。 第3条第1号中「銃砲刀剣類等所持取締法」を「等」を「所持等取締法」というふうに直したものでございますし、「および」を「及び」の漢字にしたものでございます。 以上で説明を終わりますが、議案第82号から第85号について、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第82号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第83号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第84号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第85号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第82号から議案第85号までの4件は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第23 議案第86号 岡谷市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例 △日程第24 議案第87号 岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第23 議案第86号 岡谷市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例及び日程第24 議案第87号 岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 消防長。         〔消防長 林忠男君 登壇〕 ◎消防長(林忠男君) 議案第86号、第87号について説明申し上げます。 この条例の改正理由は、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、準じて改正するものであります。したがいまして、岡谷市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正でございますが、第2条で退職報償金の支給額が規定されていますが、消防団員として5年以上勤務した者に年数及び階級に応じて別表の支給額表のとおりに改めるものであります。今回の引き上げは、昭和61年以来3年ぶりで、平均8%の引き上げで、それぞれ改めてあるものであります。 なお、現在の分団長と副分団長は、同額で定めていますが、階級により別額で設定することに改めております。 附則につきましては、施行期日を公布の日からとし、適用は、4月1日以降の退職者からとし、内払いを規定したものでございます。 次に議案第87号でありますが、この改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令施行に伴いまして、準じて改めるものであります。これにより岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正でありますが、第5条の補償基礎額について、第2項第2号の消防作業従事者、救急業務協力者及び水防従事者に対し、補償算定の基礎額を最低 6,600円を 6,800円に、最高1万 1,200円を1万 1,500円に引き上げ、改めるものであります。 次の第3項でありますが、扶養親族加算の配偶者について、 500円を 533円に、配偶者がない場合は、扶養親族のうちの1人について、 333円を 350円に引き上げ、次の第3項の2号、4号の子、孫及び弟、妹等の扶養親族の要件を18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあるものと定めるものであります。 附則につきましては、第4条の2第1項、第2項の表でありますが、これは年号の改定により改めるものであります。 次に附則の別表第1は、さきに第5条の補償基礎額の中で申し上げました、今度は非常勤消防団員についての勤続年数と階級に応じた改正であります。 なお、附則におきましては、施行期日と経過措置及び内払いを規定したものであります。 以上でございますが、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず議案第86号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第87号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 技術的なことで、ちょっと教えていただきたいんですけれども、87号は、別表第1で改まる部分が何々を何々に改めるということで、すぐにわかるわけですが、その前の改正で、この表も改正されているんでしょうけれども、これは、もとの表を資料としていただいてあるかどうか、もとの表を見ないと改正部分がわからないわけですね。こういう違いというのは、どこから出てくるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 消防長。 ◎消防長(林忠男君) これにつきましては、準則の定め方で、こういうまちまちの形態があるというふうに理解しているわけです。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号及び議案第87号の2件は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第25 議案第88号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 △日程第26 議案第89号 岡谷市交通災害共済条例の一部を改正する条例 △日程第27 議案第90号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第25 議案第88号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例から日程第27 議案第90号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例までの3件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 民生部長。         〔民生部長 手塚文武君 登壇〕 ◎民生部長(手塚文武君) 議案第88号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面の理由にございますように、条例内容整備のため改正いたしたいものであります。 これは昭和61年に住民基本台帳法が改正され、戸籍の附票の閲覧制度が廃止されたことに伴って該当する部分を削除するものであります。 第2条第1項第19号は、現行では住民票、戸籍の附票の閲覧、1回 200円となっておりますものを、住民票の閲覧1回 200円に改めるものであります。 次に第2条第2項第6号は、現行では閲覧は公簿及び課税台帳は1冊、住民票は1世帯、戸籍の附票は1戸籍の附票、住民票の写しは、1冊をそれぞれ1回とするという規定になっておりますけれども、そのうちから「、戸籍の附票は1戸籍の附票」を削るものであります。 なお、閲覧制度が廃止された以降、現在まで、戸籍の附票の閲覧は1件もございません。 附則は施行期日でございます。 次に議案第89号 岡谷市交通災害共済条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由は裏面にありますように、会員資格者の拡大を図るためでございます。 第3条は会員の資格を規定しているものでありまして、現行では、「岡谷市の区域に居住している者、または市内の事業所に勤務している者」となっておりますものを、「岡谷市の区域に居住している者(岡谷市の区域に居住する者の被扶養者で就学のため岡谷市の区域外に居住している者を含む。)又は」というふうに改めるものでありまして、括弧内の部分を新たに加えるものであります。 遠隔地に住む大学生等も共済会員になれるように範囲を拡大したものであります。または字句の整理でございます。 附則は施行期日でございます。 次に、議案第90号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面の理由にございますように、条例内容整備のため改正したいものでありまして、第5条第2項中「扶養義務者のないものは」を「扶養義務者のない者は」に、仮名を漢字に改めるものであります。 第6条第1項中「1件」を「出産児1人」に改めるものですが、これは被保険者が出産したときに助産費を支給する場合の扱いを明確にするための改正であります。 次に同条第2項中「国家公務員共済組合法」を「国家公務員等共済組合法」に改め、「公共企業体職員等共済組合法」を削るものであります。これは昭和58年に国家公務員共済組合法等の一部改正がありまして、国家公務員共済組合法と公共企業体職員等共済組合法を統合して国家公務員等共済組合法に改められたため、それに伴って改正をするものであります。 第8条中「1件」を「死亡者1人」に改めるものですが、これは、被保険者が死亡したときに葬祭費を支給する場合の扱いを明確にするための改正であります。 次に第9条中「施設をする」を「施設を行う」に改めまして、同条第2号から第6号までを改めるものでありますが、これは被保険者の健康保持増進のため行う保健事業を掲げているものでありまして、準則等に準拠し、実態に合った表現に改めるものであります。現行は2号が衛生教育となっております。以下3号が伝染病、寄生虫病、その他疾病の予防となっております。4号は健康診断となっており、5号は母性及び乳幼児の保護となっており、6号は栄養改善となっているものを、それぞれこのように改めるものであります。 附則は施行期日であります。 以上でございますが、3議案につきまして、それぞれよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第88号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第89号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第90号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第88号から議案第90号までの3件は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第28 議案第91号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第92号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第28 議案第91号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例及び日程第29 議案第92号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 福祉部長。         〔福祉部長 武井政次郎君 登壇〕 ◎福祉部長(武井政次郎君) 議案第91号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例につきまして、まず御説明申し上げます。 改正の理由は、条例内容の整備のための改正であります。 改正点が3点ございまして、すべて字句の修正でございます。 第4条第2号中、これは支給額の規定でございますが、「母子家庭の母子」とありますのを「母子家庭の母子等」というふうに改めるわけでございますが、これは条例本文と別表の表現の符合を図るための修正でございます。 第2点は、別表重度心身障害者の項4、これは受給要件の規定でございますが、「別表第1号表の2」という表現がございますが、この「の」が現在平仮名になっておりますが、これを片仮名の「ノ」に改めるものでございます。これは、規定中に恩給法の別表の規定が引用されておりまして、恩給法に準じて片仮名の表現に改めたいものでございます。 それから第3点は、同じ項の5、ウの中でございますが、「国民年金法別表」とありますものを「国民年金法施行令別表」というふうに条例本文をごらんいただくとおりでございますが、これは規定上の誤謬でございまして、これを修正いたしたいものでございます。 附則につきましては、公布の日から実施をいたしたいものでございます。 次に議案第92号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 改正の理由は、裏面にありますとおり、岡谷市社会福祉施設整備基金を設置し、社会福祉施設の整備を進める財源を積み立てるための改正でありまして、現在、設置されている岡谷市児童館建設基金を含め、広く社会福祉施設整備全般に対応できるよう、新たに岡谷市社会福祉施設整備基金を設置いたしたいものでございます。 条例の内容につきましては、第1条第4号、これは設置の規定でございますが、名称を岡谷市社会福祉施設整備基金といたしたいものであります。 次に別表第1及び別表第2中、「岡谷市児童館建設基金」とありますのを、「岡谷市社会福祉施設整備基金」に改めるものであります。 次の別表第3につきましては、基金の処分ができる場合の規定でございますが、条例本文記載のとおりに改正をいたしたいものでございます。 附則につきましては、この条例施行前、岡谷市児童館建設基金に属していた現金及び有価証券は、岡谷市社会福祉施設整備基金に属する現金及び有価証券とするということで、現行の児童館建設基金につきましては、新しい基金に統合してまいりたいというふうな改正でございます。 なお、この条例の改正に際しましては、現行児童館建設基金の寄附者4名の方でございますけれども、同基金の新しい社会福祉施設整備基金への統合につきまして御賛同をいただいておるところでございますし、さらに、後の議案でございますが、議案第 107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)の内容になっておりますけれども、宮坂兼人様からの御寄附金を積み立ててまいるわけでございまして、この際、この条例を改正をいたしてまいりたいものであります。 以上、2議案につきまして御説明申し上げたわけでございますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第91号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第92号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢です。 条例の改正の内容は理解をしましたけれども、児童館もしくは児童館に類するものは、この提案によって将来考えないという意思表示と受け取っていいのか、社会福祉施設というものの中には、児童館に類するものを含めて、もちろんやるかどうかは別ですけれども、一応は含めて考えているのか、その辺についてお伺いしたい。 それから、なお、児童館の基金は、現在高どのくらいなのかお伺いしたい。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 児童館基金をつくった当時は、全国的にも県下の中でも児童館建設というものは、1つの時の施策の流れで、こういうものが基金として積み立てられるような寄附があった、こういうことだと思うんです。その後、岡谷市は児童館建設の意思を全然持たず、言うなれば基金が、せっかくの寄附者の意思が生かされないで今日に至る。したがって、寄附者の意思が生かされないとすれば、このような基金を置いておくことは問題がある、こういうことの論議も多少したところでありますけれども、ですから、今、小沢議員の言うように、児童館というものを本質的にどうとらえて、これを建設する意思がないのか、この点を明確にしなければならない。 それから、今度名を変えて、例えば社会福祉施設というけれども、これは一体何の目的でこういう基金を創設するのか。何か幅広い、要するに寄附受け入れ口をつくるような形で基金を運用するということは非常に問題があると思うわけですけれども、そんな形で姿を変えるという社会福祉施設とは一体何を指しているのか、この辺も明確にしていただきたい。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 11番 田中正人です。 小沢議員さんと大体質問は同じなんですけれども、あと、関連しますけれども、基本構想には、第3章のところに児童館建設をされたいという要望事項等々も載っておるわけですが、今、羽吹議員さんがおっしゃられた中にも、その意味は含まれていると思いますけれども、基金が51万 5,000円何がしという、当時とすれば大きなお金だが、今、現在にすればわずかだろうというようなお考えもそこにはあるかどうか別として、やはりここらのお考えは、どのように持っておられるかお尋ねしたい。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) それでは、最初に小沢議員さんの御質問からお答えを申し上げたいと思いますが、この児童館の建設基金につきましては、今度改正をいたしたいということで設置をいたします社会福祉施設整備基金総体の中に含めて考えておるところでございます。 それから金額につきましては、4名の方の寄附総額が17万円、これは年代でまいりますと昭和41年11月以降でございますが、4件ございまして、総額17万円が基金の額でございまして、平成元年3月31日現在では、51万 5,338円というのが現在高でございます。現金でございます。 それから羽吹議員さんの御質問でございますが、社会福祉施設整備基金ということで、今までの児童館建設基金も含めて、総合的に社会福祉施設の整備をするための基金を積み立てたいということが趣旨でございまして、端的には、今、計画をいたしております和楽荘の整備ということが考えられるわけでございますが、今後、将来にわたりましても、社会福祉施設全般を考えてまいりたいものであります。 それから、とらえ方ということで御質問をいただいたわけでございますが、児童館と、いわゆる学童クラブというものは、内容的に違いがございますけれども、いわゆる小規模の児童館というものは非常に機能が似ている施設でございまして、御存じのように現在学童クラブが小学校7校に整備をされておりますので、現在すぐ児童館の整備を必要とするというふうには事務担当としては考えておらないわけでございまして、そんなことで御了解がいただきたいと思うわけでございます。 それから、田中議員さんの御質問につきましては、基本構想での児童の健全育成について、これはもちろん今後推進を図ってまいらなければなりませんけれども、特に児童館の建設というようなことで具体的な構想を記述いたしてはないわけでございますので、御理解をちょうだいいたしたいと思うわけでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 何かわからない御答弁ですね。 率直に申し上げて、羽吹さんから出された社会福祉施設とはどういうものかという点については、今、部長から老人施設の話が出されましたが、それだということなら、それでいいと思うんですけれども、一定額の御寄附が社会福祉施設という指定であったと。この際、児童館の基金も整理をしちゃおうかというふうな感じなんですよね、率直なところ。 だから今、学童クラブがあるというお話がありましたけれども、少なくも基金をつくってきた児童館という概念は、学童クラブにある程度毛が生えたというふうなものではなくて、もう少し児童の文化、教養、教育に幅広く提供していく場所というのは、私どもの受け取っている概念ですよ。学童クラブ程度のものをつくるのに基金条例をわざわざつくって基金を設けるなんていうことは、あり得ないではないですか。そういう意味で、細かいことは別として、一定の額を投じて、児童館を建設をしてほしいという声は現在も市内にあるし、私も基本的には、そういう立場をとりたいと思うんですけれども、未来永劫とは言わないけれども、少なくも林市長さんの、これから先の市政担当の中では、児童館という問題は消えたというふうに受けとめていいのか、この提案では、そこのところをはっきりしてください。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) ちょっと福祉部長さんでは御答弁が無理だと思うんですが、児童館とは一体何ですかと聞きたい。例えば、長野市にも児童館というのはたくさんできていますけれども、理事者の方では、児童館というのは学童クラブに毛の生えた程度の施設と、こういう受けとめ方で今まで基金を持ってきたわけですか。これは、むしろ、私は教育長が答えた方がいいと思う、児童館というのはどういうものか。そんな認識で、要するにやる気がないで、この基金はつぶしちゃうよ、それで和楽荘をつくる方へ使うよ、そんな言い方はないでしょう。それは施策の基本的な問題として、なぜそれをしないのか、なぜそんなものをつぶしていくのかということを明確にしない以上、児童館基金をつぶして社会福祉施設の和楽荘建設に使うんだなんていったって、だれが承知できますか。全然視点が違う、施設が違うじゃないですか。 これはもっと明確な答弁してもらわなければ困る。だから児童館とは何かという概念をきちんと承知して、そんなことやっているのかということ聞いているわけですから。今の答弁では、これは話にならない。話にならないというか、それではちっとも意味がわからないではないですか。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 関連しまして昭和42~3年のときに、児童館の問題について、建物の館と、児童に対する見方という問題が、この議会で大論議になったんです。それで福祉だ、教育だって、当時は民生部長だったけれども、それと教育長と意見がちっとも合わないで、しかし基本的にはつくろうではないかということでもって議会は方向を出しているんです。こういうときに、どこか条例のごろを何とか改正する中で、このことも一挙に施策的な問題も議会に全然その前段で諮らないで、それでやるというところに無理がありはしませんか。特に、担当が福祉だということが私は問題なんです。そこらのところで、今、羽吹さん、小沢さんが言われたように、基本的な観点というものが全然狂っていますね、いろんなことを言ってみるけれども。そこをひとつ明快に私は求めたいと思うんです。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午後3時25分 休憩         -----------------         午後4時03分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 市長。 ◎市長(林泰章君) それでは、政策的なものになってまいりますので、私の方からお答えさせていただきます。 先ほどそれぞれの議員さんの御質疑の中にもありましたように、事の起こりは昭和41年の議会で、基金条例の提案がなされて今日に至っているわけですが、当時、議案の上程をしたときの説明を見ても、理事者側の説明は、児童館を建設するという意思を明らかにして基金条例はされてないですね。寄附金があったから、そういうことでもって議会に上程したということで、時の理事者はそういうように提案をされながら、この問題の取り組みがなされているわけですが、それは、さておいて、前市長さんの時代から、児童館建設についての一定の考え方は、どうあるにしても、提案されてきているものでありますから、それを尊重しながら、今日新しい時代に即応したものに変えていくために議論を重ねてきたわけですけれども、当時は、かぎっ子対策が社会的な大きな課題になっておりまして、折、子供たちの情操豊かな環境をつくっていくとか、それから、そのほか子供たちのために将来健康な子供たちであっていただきたいというような願いを込めて児童館問題の議論がされてきているわけです。それは、とりもなおさず児童福祉法の中にあります第40条、児童厚生施設は、児童遊園、また児童館等、児童に健全な遊び場を与えて、その健康を増進し、または情操豊かにすることを目的とする施設、これを称して児童館としてとらえてきたというのが私は正しい理解であろうというふうに思っています。教育法の中には児童館という言葉はありません。 以後、議会並びに理事者間の議論は、小学生を特に主にしたかぎっ子問題をどう解決していくかということから、教育委員会が主になって、その目的を達する手段としては、むしろ学童クラブを早期に設置して、そうしたかぎっ子対策に対応していくべきであるという点から、全校に学童クラブをつくってきたわけです。以後、児童館の問題については、実質的には、そうした趣旨をかなえていくという点では、元来、各議員さん方の議論は、学童クラブの趣旨たる児童対応というものが多く述べられているという点から、学童クラブが一応全校に設置が終わったということから、児童館の議論というのは、ほとんど議会では論議がされないできているわけですけれども、決算特別委員会等を初めとして、その後、有名無実になってしまった児童館基金というものを、どう一体整理していくのかという意見交換がなされております。一番みじかな例では、昭和62年ですか、原議員さんの方から質問がなされて、折、私が市長になってからの話ですけれども、昭和62年に児童館については、児童館をつくるという考え方がないという答弁を申し上げながら、基金をいつまでも放置していくということは趣旨に反するということから、今後この問題を早くに整理をして、議会に御相談を申し上げていくということでお答えを申し上げて今日に至ってきております。 福祉部長の説明の中で、特に和楽荘を挙げて答弁されたということは、大変、議員の皆さん方に混乱を起こすもとにもなりましたし、適切な答弁でなかったと私の方からも、よく注意を申し上げておきましたが、改めて私の方から、この基金条例の整理に関してお願いを申し上げておきたいのは、当然、その児童館建設基金の折、議会からも、また前市長さんを初めとする理事者側からも一定の考え方が述べられている児童に対する福祉、これを今回の社会福祉施設整備基金では、そのまま包括をしながら、児童と特別に固定するものではなくて、広く福祉の面で、しかも児童館1つつくれば、児童の心配される各種問題が解決されるものではありませんし、今、公共施設の中には、図書館を初め、それぞれ児童のための対応というものが、あらゆる施設の中でも検討、精査が加えられているわけですが、そうした施設の面にも使えるものとして、今回の基金の運用というものを、幅広く福祉として、福祉基金の中に、これを定めていきたい、しかも子供に限定するものではなく、できますれば、広く福祉の問題に対応できる基金として、これを生かしていかれたら、その趣旨も包括できるものではないかという点で、今回の提案をいたしたものでございますので、お含みをいただきまして御理解をいただきたいと存じます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 市側の考え方は考え方として、筋道は理解をしましたけれども、今、市長さんのお話の児童福祉法の40条ですか、これはやはり児童全般に適用すべき考えであって、この問題が論議された大分昔には、時あたかもお話しのようにかぎっ子問題が一定の社会的な問題として論議された時代であったかもしれませんけれども、今お話しの条文を限られた児童に対する厚生規定だというふうな理解を、私は児童福祉法を理解していく上で正しくないというふうに思うんです。そういう意味では、学校教育で与えられている健康保持や情操教育や知能教育等のほかに、小さい社会人として社会全体の中で健康、情操、知能を高めていく施設があっても、これは決しておかしくないし、むしろそれが積極的な側面としてとらえるべきだというふうに考えるという点で、市長さんのお考えのとらえ方は、いささかお話の条文を狭くとり過ぎているというふうに思うんです。 それから、お話しの年代だと、私も当時、市会議員をやったことになっているわけですが、私の概念の中にある児童館というのは、学童クラブの多少の拡大、延長線上にあるものではなくて、もっと違うものでなければならない。市長さんのお話のように、もちろんそれを、例えば児童館の建設を行ったら、子供たちの非行、虞犯というふうな問題の低年齢化の問題1つとってみれば、それが一挙に解決できると、阻止できるというものではありませんけれども、設備の内容と運用によっては、子供たちの健全な発展に大きく寄与することができる施設を我々の力で追求することは十分に可能だし、それは今後も検討されなければいけないのではないか。 それから、決算委員会等の例で、決算委員会の御意見が基金を長期にわたって具体的な施策も示さないまま放置しておくのはよくないという御意見があったようでありますけれども、それはそれとして1つの御意見だと思いますが、先ほど田中議員の方からお話がありましたように、岡谷市の将来を構想する基本構想の論議の中で、大変強く児童館の要望が出ている。この児童館の要望というのは、私はやはり、もっと大所高所、広範囲な観点から検討された児童館を、それぞれの議員さんは求めていたということは疑う余地がないと思うんです。そういう意味で、せっかくの御寄附がありましたから、新たに社会福祉施設整備基金を設けること自体は格段異議を挟まなくてもよかろうと思いますが、慌てて児童館の基金を消滅させてしまうというふうなことをとらなくて、基本構想問題の審議会の強い要望、それからこの議会における意見等を踏まえて、検討課題くらいにはやはりしていっていいのではないか、余りにも早急過ぎるという感じがしますので、その辺については論議を重ねてもあれですから、ぜひ委員会で、その辺の本質に深く入って討議をいただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 一番先に市長さん、かぎっ子という表現は、近年では実は非常に問題になりまして、かぎっ子という表現をしてはならないということになっているわけです。これは、ひとつ、今の御答弁の中で、その表現を取りやめて、言うなれば片親家庭であるとか、あるいは母子家庭であるとか、父子家庭であるとか、そういう表現にかえられる方が、これはかぎっ子論議というのは、かなり長いこと議会でもありましたけれども、その時点で、その表現は正しくないということになっておりますから、これはひとつ訂正なりしておかれることがよかろう、こういうぐあいに思います。 それから児童館については、私は児童福祉法のみだと言われるけれども、総理府系や文部省系に補助要綱等があって、児童館に関する当時補助というものが国からかなりされておりましたから、児童福祉法だけに児童館というものがあるとは思われません。これはよく調べてもらいたいと私は思います。 したがって、例えば基金を、それほど大きい金額ではありませんから、基金を廃止するのもやぶさかではないけれども、まず児童館は何であるか、あるいは福祉関連施設とは一体何であるかということも十分に明らかにして条例を改正するなら改正するということにしてもらいたい。ついては、社会委員会が、優秀な議員諸君もおそろいですから、これは十分の論議をされて、今の児童館に関する定義等も明確にしつつ、一定の論議を経て結論を出すように期待いたしたい。 やっぱり要望にしておきます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田です。 付託される担当委員会ですので、あえて意見を出すわけなんです。というのは、議会運営のテクニックの問題ではなくて、小沢議員、羽吹議員も触れましたように、市長との間で一定の政策論争が展開されたわけですけれども、もしこういうものが条例になったものを何か事前にやれば、事前審査だからというんだけれども、8月17日にやった委員会で、こういうものがこう出ますからよろしくお願いします。これ以上言うと事前審査ですというようなことがあったようですけれども、実際には、9月の議会なり、そういうものがあって、今運ばれた論議なんかを踏まえてもわかりますように、政策的な観点を貫く上では、大いに当局、議会が市民のコンセンサスというものを代表してやるわけなんですから、そういうものを私は求めたかった。こういう点は市長に基本的な責任がありますけれども、市長を補佐する担当部長が、そういう福祉、教育にわたる施策を、なぜ運べなかったか、ここは市政の欠陥だと思うんですよ。これは単なる、当時議会にかけなかった、言わなんだとかというテクニックの問題ではなくて、市民と市政を運営する代表民主主義の我々に対する基本的な不信頼ではないか、こういうふうに私は指摘しながら、市長がこう言ったからという言葉のあやは私は申し上げませんけれども、そういう点はいかがなものか、付託前に、もう一度当局の民主主義に対する基本を求めたいと思うんです。 ○議長(片倉久三君) 福祉部長。 ◎福祉部長(武井政次郎君) 今、山田議員さんからの御指摘でございますが、先般社会委員協議会にもお話を申し上げた経過もございますけれども、御指摘のような形での突っ込んだ議論がなされないまま、本日、御提案申し上げたというような経過でございまして、この点、部長として大変手薄であったというふうに反省をいたしております。今後こういうことのないように配意をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) これ以上は、やるべきではないと思いますけれども、こういう答弁では市政は発展しないんです。大変申しわけなかったという、坊主ざんげの答弁では、市政の中でベテランの部長が、市長を支える中で、なぜ議会に対して政策的な問題を提議、提言して意見をもらうというふうな、そういう発想や方法が林市政の中で、福祉という中でなぜないのか。私そこが、この市政をおくらせる根源ではないかと思うんです。たまたま議を経るという点でかけなかったから手落ちだったという問題ではなくて、私は今後の市政の中で、こういうことがたびたび繰り返されたら大変なんです。私は、そこを言いますので、そういう坊主ざんげ的な、大変すみません、そういうような言い方や反省の仕方だけでは市政は発展しないと思うんですが。 ○議長(片倉久三君) あと、委員会で十分やればいいですね。 ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第91号及び議案第92号の2件は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第30 議案第93号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第94号 岡谷市病院料金条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第30 議案第93号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第31 議案第94号 岡谷市病院料金条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 岡谷病院事務長。         〔岡谷病院事務長 中原寛毅君 登壇〕 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 議案第93号及び議案第94号の説明を申し上げます。 まず議案第93号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面に理由がございますが、条例内容の整備のため、いずれも字句の修正をいたしたものでございます。 附則につきましては、公布の日から施行するものでございます。 続きまして議案第94号 岡谷市病院料金条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面に理由がございますが、第3条第1項中の法律番号につきましては、厚生省の告示の名称にはございませんために、これを削除するものでございます。 同条第3項第2号中の「自動車損害賠償補償法」の「補償法」につきましては、「保障」という方に改めるということでございます。 同項第3号中の「健康保険法」の法律番号につきましては、(大正11年法律第70号)を加えて改正をいたすものでございます。 また別表につきましては、条文整備をいたしたもので、いずれにいたしましても、今回の条例の見直しにより改正するものでございます。 附則は交付の日から施行するものでございます。 以上でありますが、2議案につきまして、それぞれよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず議案第93号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第94号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号及び議案第94号の2件は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第32 議案第95号 岡谷市商工業振興条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第32 議案第95号 岡谷市商工業振興条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 経済部長。         〔経済部長 鮎沢茂登君 登壇〕 ◎経済部長(鮎沢茂登君) 議案第95号 岡谷市商工業振興条例の一部を改正する条例につき御説明を申し上げます。 改正の理由といたしましては、条例内容整備のため改正いたしたいものでございます。 第2条は用語の定義を定めてある条文でありますが、「日本標準産業分類」が、新たに昭和59年行政管理庁により告示され、大分類に一部変更があり、従前の「卸売、小売業」が「卸売、小売業・飲食店」に改正をされたことに伴い条文の整備を行うものであります。 次に第4条につきましては、昭和55年、中小企業振興事業団が中小企業事業団と名称が変わったことから、中小企業事業団法が制定されておりますので、第4条の条文を整備するものであります。 以上よろしく御審議の上、御議決賜りたく、お願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第95号は、経済委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第33 議案第96号 岡谷市道路等占用料徴収条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第97号 岡谷市営住宅管理条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第98号 岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第33 議案第96号 岡谷市道路等占用料徴収条例の一部を改正する条例から日程第35 議案第98号 岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例までの3件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 建設部長。         〔建設部長 新居靖君 登壇〕 ◎建設部長(新居靖君) 議案第96号から第98号までの3議案につきまして、続けて説明をさせていただきたいと思います。 最初に議案第96号 岡谷市道路等占用料徴収条例の一部を改正する条例の内容につきまして御説明をさせていただきますが、理由につきましては、条例内容の整備のための改正でございます。岡谷市道路等占用料徴収条例の本条例の別表の備考に、6といたしまして、この表において「令」とは、道路法施行令(昭和27年政令第 479号)をいう。を加えるものでございます。また、附則として、この条例の公布の日から施行するということです。 引き続きまして、次に議案第97号の岡谷市営住宅管理条例の一部を改正する条例につきまして御説明をさせていただきます。 理由につきましては、前議案と同じでございます。 改正の内容でございますが、昭和59年公営住宅法の一部改正に伴いまして、同施行令の第4条の4項に、同令の第4条の5項といたしまして、住宅宅地審議会設置の1条が加わりました。したがいまして、以下の条文が繰り下がることになりました。このため市営住宅管理条例第4条の7項及び8項のうち、「令第4条の5」を「令第4条の6」に改正するものでございます。 なお、附則で、この条例は公布の日から施行するものとなります。 次に議案第98号の岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 理由につきましては、前議案と同じでございます。 岡谷市営住宅分譲条例第1条中「岡谷市営住宅使用条例」に規定するとありますが、これを「岡谷市営住宅管理条例」と字句の改正をいたすものでございます。 また、第5条中、「公営住宅法施行令」を「公営住宅法施行令(昭和26年政令第 240号)」と政令番号を加え、また「於ける」を平仮名で「おける」に改めるものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例では、公布の日から施行するものでございます。 以上でございますが、これらの議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決を賜りたいと思います。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第96号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第97号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第98号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第96号から議案第98号までの3件は、建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第36 議案第99号 岡谷都市計画事業今井西土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 日程第36 議案第99号 岡谷都市計画事業今井西土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 都市開発部長。         〔都市開発部長 横内啓吉君 登壇〕 ◎都市開発部長(横内啓吉君) 議案第99号 岡谷都市計画事業今井西土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 改正をいたします理由は、裏面にありますとおり条例の内容整備と清算金の規定を新たに設けましたものでございます。 改正の内容は、まず第3条の施行地区に含まれます地域の名称の改正でございますが、今井西土地区画整理事業の施行地区の地域の名称は、平成元年3月6日に字の区域の変更がなされたことに伴いまして、すべての地域が岡谷市神明町4丁目の中に含まれることになりましたので、改正をいたすものでございます。 次に第18条から第20条に新たに設けました3条は、清算金の徴収、または交付に関連します規定でございます。 清算金につきましては、換地相互間の不均衡の是正を図りますもので、交付されるべき換地の価格と実際に交付されました換地の価格の差額となるわけでありますけれども、既に地権者の皆様には換地設計に基づきまして仮換地がなされております。その中で一定の面積が配分されておりますので、平成2年2月に認可予定の換地計画におきます実測面積と配分面積との差が清算金の主な内容になるものでございます。 第18条では、清算金の算定方法を、第19条では清算金の徴収又は交付の通知の定めを、第20条では清算金の徴収に当たって滞納が発生しました場合の督促及びその手数料、延滞金の徴収等について、それぞれ規定をしたもので、第20条第1項は督促をします時期を、第2項では、第1号で督促手数料を60円に、第2号は延滞金の額の算定方法を、第3号では、督促手数料と延滞金の減免の規定をいたしたものでございます。 なお、60円と延滞金の 10.75%の率につきましては、建設省令と法律に、その定めがあるものでございます。附則につきましては、第1項で、この条例は公布の日から施行しますことを、第2項では改正後の第3条の規定は、平成元年3月6日から適用しますことを定めたものでございます。 以上で説明は終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第99号は、建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第37 議案第100号 岡谷市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第101号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例
    ○議長(片倉久三君) 日程第37 議案第 100号 岡谷市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第38 議案第 101号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 斉藤文夫君 登壇〕 ◎水道部長(斉藤文夫君) 最初に議案第 100号 岡谷市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この条例の改正は、条例内容整備のため改正するものでございまして、住居表示の変更に伴い行うものでございます。 改正の内容は、条例の第2条第2項、これは給水区域でございますが、そこに神明町4丁目を加えるものでございます。 なお、附則は、この条例は公布の日から施行し、また改正後の条例の規定は、平成元年3月6日から適用するものでございます。 次に議案第 101号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 改正の理由は裏面にございますけれども、下水道法施行令の一部を改正する政令、これは政令第 114号でございますが、この公布に伴いまして除外施設を設けなければいけない排除汚水の基準ということで、トリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが規制対象になったわけでございます。これに伴いまして、当市も条例の一部を改正するものでございまして、改正内容は、条例第13条の3に規定する別表第3中でございますが、これは除外施設を設けなければならない排除汚水の基準ということで、1号から18号まであるわけでございますが、18号の次に19号として、19号トリクロロエチレン1㍑につき 0.3mg以下、20号でテトラクロロエチレン1㍑につき 1.0mg以下の2号を加えまして、19号を21号に繰り上げ改正をするものでございます。 なお、この施行日につきましては、平成元年10月1日から施行するものでございます。 以上2議案の説明を申し上げましたが、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第 100号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第 101号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 トリクロロエチレンが、1㍑につき一定量以上流出してはならないと、可能性がある場合には除外施設を設ける、こういうことですか。 ○議長(片倉久三君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 基準につきましては、今2つのものについて申し上げたわけでございますけれども、除外施設は義務づけられまして、今、私が申し上げました基準値以下でもって流さなければ、いろいろ処理場等々の関係に支障を来す、こういうものでございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) そうすると、こういう有害物質が流入する可能性があるということだろうと思うんですけれども、実際問題として1㍑につき 0.3mg以下であるというふうな実態の捕捉が可能ですか、これは。 ○議長(片倉久三君) 水道部長。 ◎水道部長(斉藤文夫君) 今までも、この関係につきましては、通達等で指導がなされてきたわけでございまして、当然企業者といたしますれば、その都度、水質検査が義務づけられております。したがいまして、私どもも、それに必要に応じては立ち入り検査等々も行うこともできるわけでございまして、いずれにしても、現在のところ、今申し上げましたような基準値内で放流されているというのが実態でございます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですか。 ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 100号及び議案第 101号の2件は、建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第39 議案第102号 財産の取得について ○議長(片倉久三君) 日程第39 議案第 102号 財産の取得についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。         〔総務部長 武井康純君 登壇〕 ◎総務部長(武井康純君) 議案第 102号 財産の取得につきまして御説明申し上げます。 議案にございますように、財産を取得するため、地方自治法及び条例に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。 取得する財産及び数量は、絵画1点、これは東京都世田谷区在住の福沢一郎画伯の作品で、題材が仮称レオナルドの周辺の人達というものでございます。 別にお手元にカラーコピーの原画の写しでございますが、差し上げてございますので、ごらんいただきたいと思います。 取得予定価格が 3,090万円、契約の相手方は、福沢画伯が委任しました代理人、東京都渋谷区鉢山町13番16号株式会社ジェイコ代表取締役松井文彦氏であります。 去る8月23日に仮契約をいたしたものでございます。 なお、納入につきましては9月末を予定しておりまして、掲額場所につきましては、岡谷市文化会館2階待合コーナーへ設置いたしますが、その他詳細につきましては、去る5月8日の全員協議会において御説明申し上げましたので省略させていただきたいと思います。 以上でございますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 羽吹義雄君。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) こういう高尚なものについては、非常に私どもは浅学非才でして、単価が正しいのか、絵がいいものなのか、率直なところ判断に苦しむわけでして、これは前例もありますので、総務委員会で、かなり慎重に取り扱ってもらいたい。後々市民の批判を受けないようなひとつ審査をしてもらいたい、こういうことを要望しておきます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢です。 私も全然わかりませんが、そんなこと言っては大変失礼ですけれども、理事者の皆さんの審美眼も、どの程度かという点では、私ども存じないわけです。すばらしい美術評論の能力を持ってらっしゃるかもしれませんけれども、私ども同様に、その方には余り明るくないという可能性、世評としてどうだというのは別としまして、という意味では、私は、これからもあることですから、こういうものの購入の計画を持つ場合には、しかるべき学識経験者等による御意見をいただく機会というふうな、あるいはそういう組織というふうなものを、ずっと常設というわけにいかなければ、その都度美術関係の皆さんに御判断の一助をいただくというふうなことを考えられていった方がいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺のお考えをちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 美術品に関しては、教育委員会が主管している美術館の作品収集等に関しては一定の考え方が確立されていますから、ほとんどが地域文化の振興というものを柱にしてきていますから、既に皆さん方がごらんをいただいて、ある一定の評価は、最も身近なところでお聞きをいただいている方々ばかりですから、あえて教育委員会の論議にまっても、それほど大きな評価の違いは出ないと思っているんですけれども、殊さら、今回の御指摘いただきました福沢一郎先生のこの絵については、これは美術年鑑を見ていただいても、それから、多くの識者が一定の評価を既にされているものであって、洋画の部では、今売り出してきている画伯の絵とは比較にならないだけの評価を受けている方でありますから、一応、先生のそうした評価を私どもは率直に受けとめて議会にお願いを先般申し上げたわけですが、この絵が、さりとてそれだけの評価に値するものであるかどうかということになると、この先生の絵を評価する人たちはだれがいるんでしょうね。私どももちょっとわからないんですけれども、そういう意味で、しかるべき、ここらの人でわかる絵ではないでしょうから、ちゃんとした人たちにも一聞してもらわなければいけないと思っていますが、ただ私が申し上げてまいりましたのは、福沢一郎先生にも、文化会館というのは、岡谷市の人たちが出入りする文化会館だけでなくて、世界じゅうの文化人がいずれは出入りする文化会館でありたいと願っている施設ですから、そこに飾られる絵が、そうした識者の目にとまるのは当然のことであるから、先生の名誉にかけても立派な作品をかいていただきたいとお願いを申し上げて、私もアトリエは何回か行きましたが、最初にかいた絵は、そんなこと言うとしかられるんですが、構図がおもしろくなかったものですから、さんざん先生と議論して、岡谷市の文化会館にふさわしいものにぜひ意見を取り上げていただきたいとお願いを申し上げて今回のこの作品を、先生としては、かなり自信を持って出されてきているという点で、これ以上のどうも、看板をかくような調子で、注文を、私どもみたいな浅学の者がつけてはいけないなと思いまして、一定のついているお弟子さんたちの評価を聞いても、先生にしては珍しく力の入った絵であるという言い方をしておりましたから、一応それでかかれた自信作であるということを私どもはお聞きをして、今回この作品を議会に御報告を申し上げようということにいたしたわけですが、心配をいただく点等につきましては、いろいろの識者には見ていただきたいと私どもも思っております。また、先生も自分がかいた絵ですから、渡してしまえば、俗にいう画商ではありませんから、筆を持つことについては、今後にも、その辺のところは、御自身も来ると言っておりますから、その辺のところで、またごらんをいただきながら、その辺は、また筆を加えながら見ていただければと、そんなふうにお願いは申し上げていきたいと思っております。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 何か全員協議会で相談したものが途中で変わったというお話ですが、ちょっと欠席をしたかどうか。 もう1つだけ、レオナルドの周辺の人達という仮称だそうですけれども、この絵のモチーフは何なんですか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) この絵の持つ意味というような、そういうものでございますけれども、レオナルド・ダヴィンチの生涯を通して、その作風の土壌となった精神的なものをモチーフにして描いたものでございます。 ダヴィンチの代表的な作品であります最後の晩さんをバックに、左の下にダヴィンチ、その周辺に美しき聖母の顔、怪奇な洗礼者、あるいは無頼の徒の顔等々を描きまして、ダヴィンチを取り巻いての1つの雰囲気をつくっておりまして、天才画家の怪奇で複雑な精神性を表現したものであると、そういうことでございます。 ○議長(片倉久三君) よろしいですね。 ほかにございませんか。 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 前回、全協では、この辺については、ある程度説明がされておりまして、わかるんですけれども、ただ、今、羽吹議員あるいは小沢議員からもお話があったように、一般的に、これだけの値打ちがあるものかどうか、その辺をある程度きちんとやはり委員会の中でも確認をしていただきたいものだなと思います。 とりわけ市長さんが、数回にわたって、この点については直接画伯と折衝してきている、こういう経過もあるわけで、同時に、また、ここに書いてある契約の相手方が、どういう関係で、直接お話をされておるにもかかわらず、こういうところを通してやらなければいけないのか、この辺ちょっとお聞きをしたいと思いますけれども。 ○議長(片倉久三君) 市長。 ◎市長(林泰章君) 御承知で御質問いただいたと思うんですけれども、絵画、それから書画骨とうのたぐいというのは、売り手、買い手の話で値段を決めていく場合もありますし、私も絵の値段というものが、どういうふうに決まるのかというのは、よくわからないんですけれども、ただ、福沢一郎画伯の絵の評価に対しては、今、福沢美術館もありますし、それから、既に作品がかなりの公共施設、中央の公共施設には、点数は少ないが、かなり嘱望されて展示されてきている、その人たちの評価というものを見てまいりますれば、恐らく福沢一郎先生がかいた絵で、これだけの大きなものは、終生に今まで1枚もないと思っています。 それで、姉妹都市の富岡市長のかなりの肝いりもあったり、いろいろな経過があって、恐らくこの先生のこれだけの大作は最後の作品だろうと、本人はそう言っておりますけれども、そういうときに売買されてきた、もしくは懇願されて買われた人たちの話でいけば、とてもこの値段で買えるようなものではないという比較論でしか私には話ができません。お答えはできません。 そういう意味で、また、しかるべき、そして関係者が見えたときに、またごらんをいただいて、御評価を内々してみていただいたらと、そう思っておりますけれども、そんなふうに私どもは受けとめております。 松井さんという代表取締役という方は、福沢一郎先生の90歳の誕生祝いが帝国ホテルで行われた折、随行されてきておりまして、そのときに私は初めてお会いしたんですが、あと、岡谷市の文化会館の壁に飾る絵としてお願いを申し上げたときに、福沢一郎先生の随行としてもお越しいただきましたし、名代としても来ていますが、福沢先生は、絵を売るということは、自分の絵画生活の中では余り好まない人ですから、ですから、いろいろな画商が入っても絵は手放すということはほとんどされてない、ほとんど美術館に入ってしまっていますね。そういう意味で、どうしてもあげなければいけないということについて、お金の話というのは、どうも嫌いな先生らしくて、この松井さんという方を、かなり高く評価されて、大変真摯な人で、一応画商だと聞いておりますけれども、福沢一郎先生が絵を任せるのは、この人を通す以外にないということで、この方が福沢先生の命令でお越しをいただいたということで、それ以外のことは私にはわかりません。 ○議長(片倉久三君) よろしいですね。 林光一君。 ◆10番(林光一君) 10番 林です。 参考までに大きさをおしえて下さい。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 大きさでありますが、縦2m 、横5m という大きさでございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 102号は、総務委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第40 議案第103号 調停案の受諾について △日程第41 議案第104号 市道路線の変更について △日程第42 議案第105号 市道路線の廃止について △日程第43 議案第106号 市道路線の認定について ○議長(片倉久三君) 日程第40 議案第 103号 調停案の受諾についてから日程第43 議案第 106号 市道路線の認定についてまでの4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 建設部長。         〔建設部長 新居靖君 登壇〕 ◎建設部長(新居靖君) 議案第 103号から第 106号の4議案につきまして、続きまして御説明をさせていただきます。 最初に議案第 103号 調停案の受諾についての御説明を申し上げます。 岡谷市が岡谷市長地2110番地の10、安田 浩に対しての滞納家賃等の支払いを求める訴えの提起につきまして議会の御承認をいただけたわけでございますが、それに引き続きまして5月23日に裁判官の職権によりますところの調停に移行いたしました。現在まで4回の調停が行われてまいったわけでございますが、その結果、岡谷簡易裁判所調停委員会より別紙の調停案が提示されたわけでございます。 内容につきましては、債務合計39万 7,830円を毎月1万円の分割で支払うものでございます。この調停案を受諾することにつきまして議会の議決を求めるものでございます。 以上でございますが、御議決を賜りたくお願い申し上げます。 続きまして議案第 104号の市道の変更について御説明を申し上げます。 お手元に議案第 104号の路線変更の位置図がございますから、御参照いただきたいと思います。 市道路線の変更をお願いいたしたいのは、川岸82号線でございまして、現在、御承知のように82号線は、川岸の多目的広場から成田町のマルヤス機械の間 1,251.4m を、県と兼用協定を結んで市道として認定をしてあるわけですが、この起点を観螢橋といたしたいものでございます。 したがいまして、観螢橋からマルヤス機械までの間、 2,421.1m に路線変更いたすものでございます。 なお、変更の理由といたしますれば、当初予算のときにも御審議をいただきましたですが、下辰線の交通渋滞対策の一環として、交通渋滞対策道路整備特別事業の採択をいただくために市道認定が前提条件ということに相なるわけでございます。 以上が路線変更する理由でございます。 次に議案第 105号の市道路線の廃止について御説明申し上げます。 前議案との絡みも出てまいりますが、お手元に議案第 105号資料の位置図がございますから、御参照いただきたいと思います。 まず市道路線の廃止をお願いいたしますのは、川岸 150号線、延長19m の部分でございます。それから、同じく川岸 154号線の延長 115.5m 、次に同じく川岸 155号線、延長 192.8m の3路線で、黒の点線で示してある部分でございます。 廃止の理由といたしますれば、議案第 104号で市道の路線の変更を申し上げてあるわけですが、特にこの82号線の変更によりまして、この3路線の一部分が川岸82号線と重複及び分断する部分が出るために廃止をいたすものでございます。 次に、これも関連も出てまいりますが、議案第 106号の市道路線の認定について御説明を申し上げます。なお、お手元の資料のNo.1、2、3の位置図をごらんいただきたいと思います。 認定をお願いいたしますのは、内容的には2つございますが、まず1点としますれば、岡谷市の土地開発公社が公共代替地及び一般分譲住宅という形で、宅地造成を赤羽三丁目の旧県水跡地でございますが、金山団地の造成をいたしたわけですが、その中にありますところの2路線と、先ほど前議案で申し上げましたように、川岸82号線及び川岸 150号線外の一部道路の廃止に伴うところの先線の2路線の認定でございます。 最初に金山住宅団地の造成宅地内の市道について申し上げます。 お手元の資料を御参照いただきたいと思いますが、岡谷 730号線と 731号線の2路線あるわけですが、No.1730号、これが岡谷 730号線でございますが、起点を市道 510号線といたしまして、延長60.4m の路線でございます。いま1つは、No.1731号、これは 731号線でございますが、岡谷 515号線を起点といたしまして、延長48.0m の路線でございます。 それから、次に今度は内容でございますが、この2路線の内容ですが、2路線ともアスファルトの舗装で、側溝づきで完備をしております。 それから、2番といたしまして、川岸の82号線の変更に伴うところの認定でございますが、これも資料を御参照いただきたいと思いますが、82号線の起点を観螢橋に変更したために、県道下諏訪・辰野線から川岸82号の間、延長 128.3m を新たにNo.3372号、つまり川岸 372号として認定をいたすものでございます。 また、川岸82号線の変更に伴いまして、川岸 155号線が2つの路線に分断されるわけでございます。残された川岸55線の一部を、これ延長 147.6m ございますが、これをNo.3373号と新たに認定いたすものです。 それぞれの議案につきまして、御議決を賜りたくお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) まず、議案第 103号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 大変に御苦労さまでした。 調停で長期にわたる割賦ということになったようでありますから、約40万円の滞納を直ちに支払うことが不可能だということが前提だろうと思うんです。そこで、こういう内容ですので、きちんとしておきたいと思うんですけれども、3回分割納入を行わなかった場合、期限の利益を失って、直ちに残額を一時に支払うという条件が生まれ得るのかどうかという点は、私、やっぱり否定的に見なければいけないではないかと。こういう文言を入れても、もしそうなったら、実際には、また争わなければいけなくなる可能性が強いのではないかというふうに思うんですが、その辺はどうお考えか。 それから、保証人との関連は、どんな状況なのか、お名前は結構ですから、私は、また調停がある可能性の方が強いのではないかなという不安があるのですけれども、その辺についての市側の感触をお聞きしておきたい。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) まず1点の残額に対しますところの、こういう毎月、月々の約束に従っての分割でございますが、今のところ、こういう形で、裁判所を通す中で、本人も、1万円については払っていけると。なお、そういう滞納のないような形で払っていけるという、そういう見通しの上に立ってでございます。 それから保証人でございますが、私ども何回も保証人に対しての行方等も、いろいろの面で探ってみたわけでございますが、残念ながら保証人の現在所在等について行方がつかめないでいるわけでございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 御承知のように、県も最近になって何件か住宅使用料の滞納について本訴で解決をしているというのが実態なわけです。皆さんが御苦労いただいて、こういう話になっているんですから、信用しないというわけにはいかないと思うんですけれども、大変危惧を感じるということだけ意見として申し上げておきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第 104号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 この市道路線の変更については、長年の県道下辰線の期待でありましたので、大いに歓迎をしたいと思いますが、ちょっと時期尚早かと思いますけれども、おおよその計画、今後の予定などを聞かせておいてもらった方が、認定する上で参考になると思いますので、認定はしたけれども、その後さっぱり進まないということではいけませんので、その点だけ明らかにしておいていただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) では、お答え申し上げたいと思いますが、特に天竜川の河川改修につきましては、既に御案内申し上げてありますように、 300t放流に対応するための現在工事をいたしております。したがいまして、右岸の道路をつくっていく前提として、護岸の改修と申しますか、護岸にできるところの管理道路としての形ができてこなくてはいけないわけですが、これは平成元年、2年に向かいまして、ほぼ完成をするという現在、実施計画を私ども検討をしております。その上に立ちましての交通渋滞対応の事業を設定をしてまいるということでございます。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) おおよそいつごろまでに完成させたいというめどがありましたら、お聞かせいただきたいと思いますし、またこれは建設委員会で十分検討していただければ結構ですが、例えば養命酒跡地の川岸多目的広場、あの擁壁が崩れたという事故がありました。そういう点も含めて危険のないようにしていただくことは当然でありますので、そういう点も今後十分建設委員会でも検討しておいていただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 完成時期につきましては、平成2年度末までに 300tの暫定放流をしてまいらなくてはいけないという部分と、それから、主として今の通学橋から少し下流ですか、そこまでは完成護岸でまいるということです。したがいまして、観螢橋から現在の多目的広場のところまで完成する時期でございますが、これは県の事業費等の関係もございますが、先ほど申し上げました平成2年ないし3年には、県としては管理道路は完成してまいりたいという考え方のようでございます。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) ちょっとすみません。確認しますが、その管理道路を完成したいということは、この道路が供用開始になるというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(片倉久三君) 建設部長。 ◎建設部長(新居靖君) 供用開始の点につきましては、その管理道路の進行状況及び竜上橋の進行状況、それから、いま1つは、今度は国の予算のつけ方というような、そういう3つの要素があるものですから、きょうの段階ですべての右岸道路の供用開始の完成時期については、お答えできる段階ではございませんです。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第 105号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に議案第 106号について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 103号から議案第 106号までの4件は、建設委員会に付託いたします。 この際、暫時休憩いたします。         午後5時13分 休憩         -----------------         午後5時27分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ----------------- △日程第44 議案第107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号) ○議長(片倉久三君) 日程第44 議案第 107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。         〔総務部長 武井康純君 登壇〕 ◎総務部長(武井康純君) 議案第 107号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 この補正は、市町村職員共済組合負担金経費、アジア都市総合行政視察経費、基金の積立金、シルバー人材センター補助金、諏訪血液センター移転新築負担金、消防団員退職報償掛金、基金掛金等の追加及び財源更正等が主なものでございます。 初めに5ページをお開きいただきたいと思います。 平成元年度岡谷市一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書(第4号)でございます。 5ページの歳入、6ページの歳出は、款別に集計しまして、補正前の額と補正後の額をお示しいたしたものでございます。 11ページの歳出から説明をさせていただきます。 3歳出、第2款1項1目一般管理費4節共済費 4,593万円の追加でございます。昭和56年のいわゆる行革特例法によりまして昭和60年度までの4年間、市町村職員共済組合、長期給付に要する費用の公的負担分について、その4分の1を減額して納付してまいりましたが、同法の定める特例期間後におきまして、減額分の払い込み等適切な措置を講ずることとされていることから、今回、自治省告示によりまして額が決定してまいりましたので、措置いたすものでございます。 6目6節恩給及び退職年金12万 9,000円は、条例の一部改正に伴います退隠料3人分、扶助料6人分の差額でございます。 7目企画広報費に 371万 6,000円の追加は、アジア都市総合行政視察経費を計上したものでございます。参加者、議会7人、市関係7人、市民9人、計23人分の旅費及び現地案内、バス、会場借上料等負担金でございまして、当初計上済みのものと合わせまして 653万 6,000円となるものでございます。 おめくりいただきまして12ページでございます。 9目25節積立金 1,483万円は、別に条例改正をお願いしております社会福祉施設整備基金指定寄附金 1,000万円、文化会館建設基金指定寄附金 383万円、工業技術振興基金指定寄附金 100万円でございます。各基金の補正後の額を申し上げます。 社会福祉施設整備基金は、従来の児童館建設基金を合わせまして 1,052万 3,054円となります。文化会館建設基金3億 3,995万 7,461円、工業技術振興基金 761万 6,950円でございます。 次に3款民生費1項3目老人福祉費20万円の補正は、シルバー人材センター補助金の交付基準額が改定され、事業費 2,660万円から 2,680万円に増額されたことによるものでして、国が2分の1を、岡谷市と下諏訪町が残りの2分の1を負担してまいるものでございます。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費44万 4,000円は、諏訪血液センターの移転新築に要する総事業費3億 9,400万円のうち、市長会で 900万円を負担することとなりまして、人口割3分の2、均等割3分の1の率によって負担してまいるものでございます。 第9款消防費1項2目5節の災害補償費6万 7,000円は、議案第87号の条例改正に伴います消防団員遺族補償年金の改定差額の追加分でございます。財源は全額基金から交付されるものでございます。 また、おめくりいただきまして14ページですが、19節負担金補助及び交付金 106万円は、議案第86号の条例改正に伴います消防団員退職報償基金掛金の改定差額が、1人 1,930円で 549人分の追加でございます。 3目消防施設費は、ポンプ自動車の購入に対しまして国庫補助が得られることとなりましたので、財源のつけかえをお願いするものでございます。なお、ポンプ車は、湊第7分団へ配備されるものでございます。 それでは、7ページへお戻りいただきたいと思います。2の歳入でございます。第8款2項1目4節シルバー人材センター負担金3万 6,000円は、事業費追加に伴います下諏訪町からの負担金として、また第10款2項2目1節の社会福祉費国庫補助金10万円も同様シルバー人材センター事業費追加分の2分の1を国から受け入れるものでございます。 6目1節の消防施設費国庫補助金は、歳出のところで申し上げましたように、ポンプ自動車の購入に、ここで新たに国庫補助が決定したことによるものでございます。 おめくりいただきまして8ページでございます。 第13款1項1目1節指定寄附金は、新設の社会福祉施設整備基金ほか2つの基金といたしまして、それぞれ説明欄の方々からの御寄附でございます。 第15款1項1目1節繰越金 5,099万 3,000円は、今回、補正額 6,637万 6,000円のうち、特定財源 1,538万 3,000円を除きまして、この繰越金をもってすべて充当するものでございます。 第16款諸収入4項5目17節の災害補償金及び17款市債につきましては、歳出のところで御説明申し上げましたので省略させていただきます。 2ページへお戻りいただきたいと思います。第1表歳入歳出予算補正、1の歳入、2の歳出、それぞれ補正前の額と補正後の額を書式によってお示しいたしたものでございます。4ページをお開きいただきたいと思います。 地方債の補正でございまして、消防施設整備事業債の限度額を補助金の決定に伴いまして減額するものでございます。 1ページにお戻りをいただきたいと思います。 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第4号)、第1条で歳入歳出それぞれ 6,637万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 144億 9,189万 6,000円とするものでございます。 以下につきましては省略させていただきたいと思います。 以上で説明を終わりますが、よろしく御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 107号は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第45 議案第108号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第45 議案第 108号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 民生部長。         〔民生部長 手塚文武君 登壇〕 ◎民生部長(手塚文武君) 議案第 108号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 5ページの歳出をごらんいただきたいと思います。第1款総務費第1項1目一般管理費4節共済費46万 4,000円の追加であります。 先ほど一般会計のところで御説明ありました市町村職員共済組合負担金でありまして、行革特例法により4年間減額されていた長期給付に要する費用を9月末までに払い込むことになったため、ここで補正をお願いするものであります。 その上の歳入でございますけれども、4ページです。第9款繰越金1項1目1節繰越金46万 4,000円でありますが、歳出の財源とするものであります。 1ページへお戻りいただきまして、第1条ですが、予算の総額に歳入歳出それぞれ46万 4,000円を追加し、総額を18億 4,506万 9,000円とするものでございます。 以上でありますが、よろしく御審議の上、御議決いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 108号は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第46 議案第109号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第46 議案第 109号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 斉藤文夫君 登壇〕 ◎水道部長(斉藤文夫君) 議案第 109号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 今回の補正の主なものは、補助事業費の追加による建設費を主体に、管理経費を含めました1億 1,723万 3,000円の追加補正をお願いをするものでございます。 それでは、8ページの歳出をごらんいただきたいと思います。 1款1項1目の一般管理費第4節の共済費は、先ほど一般会計でも説明がございましたように市町村職員共済組合の長期給付に要する経費 123万 3,000円の追加であります。 また、8節報償費 200万円は、下水道受益者負担金の一括納付報奨金に不足を生ずるための追加でございます。 3目公共下水道建設費は、国より1億 1,400万円の補助事業の追加があり、15節工事請負費で、別紙お手元へ資料を差し上げてございますけれども、3カ所、実線部分でございますけれども、延長 800m 、面積的には 3.6haへの下水道管管渠布設経費として 9,867万円を追加するものでございます。 また、22節補償補填及び賠償金 1,533万円は、下水道工事に伴い支障となる水道本管等の移設補償費の追加分でございます。 6ページに戻っていただいて、歳入でございますけれども、1款1目下水道事業費負担金、1節現年賦課分は、受益者負担金 690万円を追加するものでございます。 3款1項1目1節公共下水道事業費国庫補助金は、今回追加の補助事業費1億 1,400万円の財源内訳は、約60%が一般の国庫補助対象でございまして、残りの約40%が、NTT資金活用対象でございます。したがいまして、補助金は 6,800万円の補助率10分の5の 3,400万円を計上するものでございます。 第5款の繰越金 323万 3,000円の追加でございます。それから第7款の市債でございますけれども、 7,310万円を追加するものでございまして、このうちNTT資金は 2,300万円でございます。 4ページにお戻りいただきますが、第2表の地方債補正は、 7,310万円を追加いたしまして、8億 8,850万円にするものでございます。 最初の1ページへ戻っていただきますが、平成元年度岡谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ1億 1,723万 3,000円を追加し、歳入歳出総額を25億 2,397万 5,000円といたすものでございます。 以下は省略させていただきますが、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 109号は、建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第47 議案第110号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第47 議案第 110号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 岡谷病院事務長。         〔岡谷病院事務長 中原寛毅君 登壇〕 ◎岡谷病院事務長(中原寛毅君) 議案第 110号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算の内容は、一般会計で説明のありました共済費と同じく、岡谷病院でも法定福利費の追加計上をお願いするものでございます。 3ページをお開きいただきたいと思います。 補正予算実施計画の収益的収入及び支出の支出におきまして、総額 1,500万円を補正計上してございます。 第1款病院事業費用第1項医業費用第1目給与費で 1,470万円。第3項看護専門学校費用1目給与費で30万円を追加分として補正をお願いするものでございます。 1ページをごらんいただきたいと思います。 2条、3条関係は、ただいま説明申し上げました内容を整理いたしたものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 110号は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第48 議案第111号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第48 議案第 111号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 塩嶺病院事務長。         〔塩嶺病院事務長 長沼金作君 登壇〕 ◎塩嶺病院事務長(長沼金作君) 議案第 111号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 3ページをごらんいただきたいと思います。 収益的収入及び支出の支出でございますが、1項医業費用1目給与費で 957万 3,000円の補正でございます。法定福利費追加分の計上でございます。 1ページにお戻りをいただきたいわけでございます。 第2条、収益的収入及び支出の補正でございます。支出に 957万 3,000円を追加しまして、支出総額を17億 7,583万 1,000円とするものでございます。第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございます。 以上でございます。 よろしく御審議の上、御議決をいただきますようお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 111号は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第49 議案第112号 平成元年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第49 議案第 112号 平成元年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 水道部長。         〔水道部長 斉藤文夫君 登壇〕 ◎水道部長(斉藤文夫君) 議案第 112号 平成元年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、先ほど議案第 109号で説明申し上げました公共下水道工事の関連の水道本管移設工事と職員の法定福利費をそれぞれ追加するものでございます。 3ページの実施計画の収益的収入及び支出の支出では、1款1項2目総係費 231万 3,000円は、職員の法定福利費の追加分でございます。 次に4ページの資本的収入及び支出で、収入、支出それぞれ 1,533万円を追加するものでございますが、これは公共下水道工事に関連しての水道本管移設工事に対するところの工事負担金と建設費、これは別紙、お手元に資料を差し上げてございますけれども、湊の湖周道路を除く2路線、延長 480m にかかる工事費の追加でございます。 1ページは省略させていただき、以上で説明を終わりますが、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第 112号は、建設委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第50 請願第4号 食品安全条例(仮称)の制定を求める請願 ○議長(片倉久三君) 日程第50 請願第4号 食品安全条例(仮称)の制定を求める請願を議題といたします。 請願について、一部訂正願いたいので局長から説明いたさせます。 ◎事務局長(青島一郎君) 請願第4号で御訂正をいただきたいのは、冒頭の請願人、名執美枝子さんの下にあります外1万 2,175人、これが印刷配布後、署名が追加提出されてまいったものですから訂正を願うわけですが、 453人追加提出がございました。したがいまして、合計では1万 2,628人に御訂正をお願いいたします。1万 2,628人でございます。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 訂正ですので御了承をお願いします。 紹介議員の説明を求めます。 羽吹義雄君。         〔28番 羽吹義雄君 登壇〕 ◆28番(羽吹義雄君) 請願第4号につきまして提案の理由を申し上げたいと思います。 近年私どもが日常用いております食品については、その製造あるいは生産及び加工の過程で数多くの問題が含まれておることは周知の事実であります。このことは、時として自然環境や人体に悪影響を及ぼし、社会問題ともなっておるわけであります。このような現状を見るときに、市民が食品に対する注意や関心を持ったとしても、その内容や影響について十分に知る手段を持ち得ず、やむを得ず店頭等で並べられる品を、不安を持ったとしても購入し、消費するというパターンが数多くあります。 市の行政は、本来、市民の生活の安定と向上にあることは当然であります。請願者1万 2,600余名の市民は、ぜひ我が岡谷市においても、これら不安の解消を願って、地方自治体としてでき得る範囲の条例制定を望んでいるわけであります。 市議会議員各位が市民の期待に対して十分御理解を賜り、条例ができますように、この請願を採択され、理事者に働きかけていただきますようお願いいたし、紹介議員として提案理由の説明にかえさせていただきます。 ○議長(片倉久三君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 16番 増沢です。 ただいま提案理由を述べられました内容にもございましたけれども、最近の食品添加物や輸入食品の安全性については、私自身も重大な関心を持ってはおります。しかし、先ほど来、数多くの岡谷市条例の見直し、改正に当たりまして、助役さんからの御発言があったわけですが、条例というものは、地方公共団体の事務執行上、基本となるべきものだというような意味の御発言がございました。それを踏まえて、この場所は議会でございます。この請願された方といいますか、グループといいますかから、数多くの資料もちょうだいいたしまして、一応詳しく拝見いたしましたが、一応議会という場でございますので、この条例について基本的な問題についてまずお伺いし、その後2~3の具体的な例について御質問いたしたいと思います。 まず、この請願の食品安全条例制定によって制度化されるべき骨子として6項目が挙げられていますけれども、条例制定については、憲法第94条、地方自治法第14条によって法律の範囲内、または法律に違反しない限りとされております。これらの地方自治法、憲法の規定に今回制度化されるべきと断定されているこの6項目の骨子が、憲法、自治法の定めるところに抵触しないだろうかという疑義を私は持つものですから、この基本的な条例制定の問題について、まずお伺いし、その後具体的にまたお伺いいたしたいと思います。 まず、この問題について、基本的な問題についてお伺いいたしておきます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 請願書の中にあります6項目については、これは1つの参考意見でありまして、当然にして条例がつくられることが憲法やあるいは地方自治法に違反するものをつくってくれなんていうことは申し上げておりません。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 極めて簡明な御答弁ですので、もちろんそういう条例がつくられては困るわけでございますけれども、これは請願される方が、その方までの、いわゆるお考えがあってなされたかどうかは別としまして、いやしくも紹介議員になられたお2人の議員さんは、これは議会の中でも超ベテランと言われるほどの議員さんでございます。それで、紹介議員さんと、請願者との間に、そのようなお話があったかどうかということで今お伺いしたわけですが、6項目の中で、私が疑義を感じる1点として具体的に申し上げれば、第5項について、学校教育の中で食品の安全性について教育を行うこと、このような項目が制度化されるべきという骨子として位置づけられて記されているわけですが、これは紹介議員の皆様方も、十分私がここで申し上げるまでもなく、今回の食品安全条例の上級の法律というのは食品衛生法でございます。それが、このチラシにあるように、国の法律が私たちの生活を守ってくれないときに地方自治体が条例を制定してカバーすることができるというように、このチラシには書かれています。そういう面もございますが、学校教育の問題につきましては、これは御承知のように、教育基本法があり、それをもとにしての指導要領があり、それを受けて各学校でカリキュラムが組まれると、そういうシステムになっていることは紹介議員の議員さんお2人とも御存じだとは思いますけれども、制度化されるべき骨子の中に、上級法律が、教育基本法に触れている問題が、ここにあるということは、これは先ほど来申し上げましたように、法律の範囲内、法律に違反しないという枠と、どのように整合するか、その点について再度詳しくお伺いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 学校教育法というものに触れているわけではなく、学校の給食のあり方について言われているんであって、今、整合性も何もあったものではなくて、学校給食本来のあり方について期待をすると、そういうことなんです。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) どうしても議論がかみ合いませんけれども、少なくとも、ここにある骨子の第5条は、給食の問題を、いわゆるここでもって制定を言っている委員会の中で審査しろという意味ではないと思うんです。対象は、あくまで子供に対しての教育を行うことと、私はそういうふうに理解いたします。 この問題については、なお突っ込んで一応委員会でもってきちんとした、これは法律の判断でございますので、基本的な問題ですので、委員会で十分審査していただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。
    ◆28番(羽吹義雄君) ちょっと、その点だけ追加して答弁します。 これは昭和55年度に無添加給食の推進についてという文部省の答申もありますし、昭和62年度では、無添加給食献立表参考例というものも文部省が出しているわけであります。これらに踏まえて行われる、こういうことを申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) それは先ほど来申し上げましたように、また委員会の中で十分やっていただきたいと思います。 では、もう最後でございます。3回目でございますので、一応まとめてお伺いしますが、まず1項である住民が安全性について疑問を抱く食品などと記されておりますが、この場合、住民の不安や疑問だけで科学的な裏づけがなくても、委員会としてこれは取り上げる対象となるのかどうかというようなことも明らかではございません。これが、もしそのような形でもって取り上げられ、条例に沿って市長の指導並びに調査が行われたとすれば、これは流通機関に大きな混乱が生じる心配があるわけでございますけれども、いわゆるそこら辺の住民が安全性について疑問を抱く食品という、こういう漠たるその骨子について、これは条例の中で詳しくはきっと表現されるのでしょうけれども、こういう形ではちょっと問題が多かろうと私はそういうふうに思います。 第2項、首長が勧告するということは、どういう内容について勧告できるのか、その勧告の範囲と内容について、もし紹介議員さんおわかりでしたら一応お伺いしておきたいと思います。 3項は飛ばして4項、市民による自主的な調査、検査とありますけれども、これは1との関連はどうなっているんですか。住民が不安だと思うのを行政でもって検査、調査並びに勧告しろと書いてありながら、それがありながら、なおかつ市民による自主的な調査も、これは条例の中でうたって行うということについては、これは、またどういうことか、私は、この4項の意味が全くわかりません。これにつきましても紹介議員さんおわかりでしたら一応御説明していただきます。 それから、この場合に、援助とか応援しろとかという表現が、事業所並びにこの種の運動をしている団体に対してとありますが、この援助とか応援という意味は、ずばりと言えば補助金という意味かどうか、そこら辺について一応お伺いしておきたいと思います。 これから御返事聞いて、私は、もうこれ3回目ですから、重ねての質問ができませんので、これらの疑問について、なお紹介議員さんの方で御答弁あろうかと思いますが、それらを踏まえて、委員会で、場合によれば請願者の御意見も聞く中で十分な御審議をお願いいたしたい、そのように申し上げて私の質疑を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 先進市の例を見ても、それほど重大に流通機構に食品の安全に関するおそれのあるものについて、持ち寄ったとしても、流通機構に何らの影響を与えていない。むしろ消費者に対しては好影響を与えている、こういうぐあいになっております。 それから、援助をしてくれというのは、要するに条例で定める例えば、これはそう呼ぶかどうかは別にして、食品安全衛生委員会というようなものを官制化されたものでなくて民間の消費者の代表も加えてもらいたい、それが要するに市民代表的な意味である、消費者代表、こういうぐあいに考えているわけであります。 援助というのは、条例でつくる委員会等でありますから、当然にして、例えば会議場を初めとして委員会開催にかかわる諸経費というものは当然にして生まれる、このことについては当然にして地方自治体で負担してもらいたい、こういうことであります。 それから、これも先進市の例ですが、これは、市長が行うことは公表まででありまして、例えばこういう危険な食品ですという公表をするところまでであって、それ以上のことは当然できない、条例では詰めることできない、そういう理解をしております。 それから、今申し上げたように調査、検査等は、要するに食品の安全委員会等が行う活動について、消費者行政の一環として援助してもらいたい、こういう意味であります。 ○議長(片倉久三君) 花岡三郎君。 ◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡三郎です。 今回のこの請願の趣旨については理解ができますが、しかし、条例制定については、実施の運用上の諸問題が出てくると思われます。先ほど増沢議員の方からも質問のありましたように、この4項の問題について、私ももう少し具体的にお聞きをしたいと思うんですが、国の食品衛生法により行政官庁があり、検査あるいは調査は、それぞれ実施されると思われますが、市町村段階では検査あるいは調査を行うことは現在の実態として困難と思われるが、その点はいかがでしょうか、お伺いをいたします。 もう1つは、この問題は、いずれ担当委員会へ付託、審査されると思いますが、食品衛生法の強化及び県条例として制定を求めることについて、国、県に対して意見書を提出してはどうかという点も含めて検討していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 地方自治体が検査機能を持つことは不可能ということあり得ないわけでして、これは例えば県といえども、これは地方自治体でありますから、県は、例えば保健所等で、これは検査するということになっている。ただ、残念ながら今日の制度でいきますと、検体物を保健所へ持っていけば、当然検査料を下さい、要するに全く個人では持っていっても、行政側では、なかなか窓口でいろんなこと言って相手にしてくれないという実態もあるわけでして、現に岡谷市内でも岡谷保健所へ検体物を持っていったところが、千何百円ですか、検査料を請求され、あげくの果てに結果については、何を発表してもらっているかわからないという結果を実は見ているわけであります。 したがって、例えば市が独自で検査機能を持つことができなければ、当然にして、それは運用の問題ですから、市と県との間で協議をして、例えば岡谷保健所等も含めて、この委員会の中に含めて検査をしてもらうというようなことも可能だと思いますし、それほど狭い意味で何も条例をつくらなくてもいいのではないか。言うなれば行政全体と市民とが一体になったものをつくってもらえばいいのであって、何だか岡谷市独自で何かの機能を発揮するという場合でも、当然にしてそれは関係機関等との協議というのは他の行政でもたくさんあるわけですし、例えば岡谷市がつくっている委員会の中には、かなりのものが、そういう機関との協定をしているわけでありますから、実際には、これは運用上の問題として、それほど狭い意味で判断しなくてもよろしいと思っているわけです。 それから、これは希望ですが、食品衛生法というような法律が現にあっても、例えば輸入食品を含めて、今日的段階では、問題が起こってから規制をされるというぐあいになっています。全く監視機能というのはほとんど働いていない。例えば今、提案されているような水道にしても、こういうものは後から実は追加していくというようなことをしているわけでして、そういう意味でいえば、実際には、まず市民の生活を守る市の行政が監視機能を持つということが必要なのでして、例えば意見書を出したって、そんなものは法律改正なんていうような状況では、とても及びがつかない。したがって、請願者の意思は、少なくとも先進市に倣って岡谷市民のために、そういう監視機能をつくってもらいたい、こういうことでありますから、これは、どうも私ども請願者の意に沿うものではない、こういうぐあいに思います。 ○議長(片倉久三君) 花岡三郎君。 ◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡三郎です。 今の検査の問題につきましては、かつて請願者からも説明を聞いたわけですが、保健所等へ依頼をしても相当の金がかかるというようなことで、これは予算の問題もあろうかと思いますが、そんなようなことで大変容易ではないというように思われますが、いずれまた、これは委員会の方で審査を深めていただきたい、このように思います。 以上で終わります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 紹介議員の方へ後でちょっとお聞きをしたいと思いますけれども、基本的に私は、みずから自分たちの生活を守るという観点から見れば、地方自治体が、やはりそういう不安を感じるものを取り除いてやる、これは当然私は大切なことではないかと。その意味で、例えば1、2、3、4、5、6まであるわけですけれども、今、増沢議員からも疑義が出されたりしておりますけれども、これは少し中身的には手直しをしていかなければならない点も多少あるようにも思いますが、今後の運営などを考えた場合に、そういう点では、この1、2、3、4にこだわらないのかどうかということをちょっとお聞きしたいんです。 全体的に、いわゆる地域住民の食生活の安全性を確保していく、こういう前提から、この食品安全条例といいますか、そういうものを設置をしていこう、こういうことができればいいのではないだろうかと私は思いますけれども、その辺について、紹介議員からお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) これは請願人の意思はそこにあります。意思はありますが、これは請願人の代表と私どもとの話し合いの中で、極めて緩やかなことしかできないのではないかということでは意思を統一しております。 したがって、これは法律的な専門家が請願しているわけではありませんから、ただ、こういうことを請願しようというもとになったのは、あくまでも現状の今日的社会において、非常に重大な食品の害というか、食品の人体に与える影響というものを心配しての余りですから、そのことを地方自治体として、できる範囲でぜひやってもらいたい、こういう意味でありますから、条例の中身に注文をつけたりということではなくて、まず、そういう姿勢を市がとってもらえるような条例をつくるために努力してもらいたい、こういう意味であります。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 現在、食品衛生法というのがあるわけですけれども、しかし現実の問題として、やはり輸入食品なり、あるいは一部、今日の状況を見れば、企業は収益を上げるために、かなり即席的な形で、いわゆる人体に影響を与えるような薬品等を使ったりするケースがあるわけで、私たちが、みずから守るという姿勢から見れば、こういう問題については真剣に考えていかなければいけないではないだろうか、そういうふうに考えるわけであります。 そういう点で、多少中身的には今申し上げたような問題あるにせよ、委員会の中でひとつ十分この点について御検討をいただいて、市民の期待にこたえるような、そういう方向でぜひやっていただきたい。 以上、申し上げて終わります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております請願第4号は、社会委員会に付託いたします。         ----------------- △日程第51 請願第5号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願 ○議長(片倉久三君) 日程第51 請願第5号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願を議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。 羽吹義雄君。         〔28番 羽吹義雄君 登壇〕 ◆28番(羽吹義雄君) 請願第5号についての提案理由を申し上げます。 この義務教育費国庫負担制度は、義務教育費国庫負担法によって、当然にして国が負担すべきものについて、近年の情勢の中では次々と削減されてきておるわけであります。特に学校事務及び栄養士等にかかわる人件費については、さらに負担を地方自治体に押しつけるというようなものも大蔵省の意向としてあるわけでありまして、今年度、平成元年度の予算編成の段階では、一応決着を見たかに見えましたけれども、その後、大蔵省の方では、学校事務職員、栄養職員等の国庫負担を何とかして地方自治体に負担をさせようという気配であります。 したがって、昨年度、岡谷市議会においても、この請願の採決をいただいたわけでありますが、今日的な情勢を踏まえて、さらに意見書等を出していただきたい、こういう趣旨であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本請願については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより請願第5号を採決いたします。 お諮りいたします。本請願は、原案のとおり採択することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、本請願は、原案のとおり採択されました。         ----------------- ○議長(片倉久三君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。         午後6時20分 散会         -----------------         (全員協議会)...